バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

ローズマリーに記憶力向上効果を発見 神経突起の伸張を促す

2006年03月18日 | 医療 医薬 健康
 長瀬産業は、植物のローズマリーの成分の一つカルノシン酸が、神経系の細胞に働きかけ、活性化させる効果があることを確認した。また、マウスにカルノシン酸の豊富なローズマリーエキスを与えることで記憶力が向上したというデータも得たという。
日経BP>MedWave 2006-03-17

胃がん手術後の生存期間はピロリ菌陽性者の方が長い、全生存期間で5年対1年半と大差

2006年03月18日 | 医療 医薬 健康
 胃がん手術を受けた患者の予後を追跡したところ、ピロリ菌陽性者の方が陰性者よりも大幅に生存期間が長い――常識的な予想を裏切るような研究成果がこのほど報告された。独Ludwig Maximilians University of MunichのGeorgios Meimarakis氏らが、治癒切除を受けた胃腺がん患者をピロリ菌陽性者と陰性者に分けて53カ月追跡したところ、無再発生存期間は、陽性者56.7カ月、陰性者19.2カ月、全生存期間は陽性者61.9カ月、陰性者19.2カ月と、大差がついた。詳細は、Lancet Oncology誌2006年3月号に報告された。日経BP>MedWave2006-03-17

バイオ塾BLOG更新情報 2006年3月17-18日 INDEX

2006年03月18日 | 医薬工学 製剤 DDS
確実に春がやってきます。静岡市の駿府公園のサクラも開花一号が確認され、曇ってはいますが温い昼時を迎えています。展示会Foodex2006も終わって、忙しく来日した友人たちも帰国され、一息いれています。来週3月21-24日韓国SeoulではSEOUL FOOD 2006が開かれる。

◇セファロスポリンの発酵製造の新規な方法
◇微生物による乳酸の製造方法
◇化学合成コラーゲンとアパタイトナノ粒子のハイブリッドによる次世代人工骨の開発 
◇微生物の培養方法ならびに培養装置、生物的水素製造方法および燃料電池システム
◇L-トリプトファン製造法
◇酸素・オゾンナノバブル水の不思議
◇新規乳酸菌と乳酸菌製剤
◇乳酸および乳酸エステルの製造方法
◇Transformation of Oil-Producing Fungus, Mortierella alpina 1S-4, Using Zeocin, and Application to Arachidonic Acid Production
◇動植物油脂またはその廃食油およびメタノールからバイオディーゼル燃料を製造する方法
◇Production of L-Lactic Acid from Fresh Cassava Roots Slurried with Tofu Liquid Waste by Streptococcus bovis
◇Evaluation of Pretreatment with Pleurotus ostreatus for Enzymatic Hydrolysis of Rice Straw
◇Improvement of Growth Stability of Photosynthetic Bacterium Rhodobacter capsulatus

<NOTE>このサイトには、「バイオの故里から」収録の標題へのリンクは繋がっていません。下記を個別に閲覧ください。

グルコサミンおよびN-アセチルグルコサミン製造のためのプロセスおよび材料

2006年03月18日 | 菌類 細菌
出願番号 : 特許出願2004-518225 出願日 : 2003年7月1日
公表番号 : 特許公表2006-508643 公表日 : 2006年3月16日
出願人 : アーキオン ライフ サイエンシーズ エルエルシー ディー/ビー/エー バイオ-テクニカル リソーセズ ディビジョン 発明者 : デン, ミン-デ 外11名

発明の名称 : グルコサミンおよびN-アセチルグルコサミン製造のためのプロセスおよび材料

グルコサミンおよびN-アセチルグルコサミンの生合成法が開示される。この様な方法には、遺伝子修飾された微生物による発酵でグルコサミンおよび/またはN-アセチルグルコサミンを生産する工程が含まれる。グルコサミンおよびN-アセチルグルコサミンの生産に有用な遺伝子修飾微生物も開示される。さらに、高純度のN-アセチルグルコサミンが得られる方法を含む、発酵プロセスで製造されたN-アセチルグルコサミンの回収法も説明する。N-アセチルグルコサミンからグルコサミンの製造法も開示される。


微生物によるメナジオンの製造方法

2006年03月18日 | 菌類 細菌
出願番号 : 特許出願平4-178171 出願日 : 1992年7月6日
公開番号 : 特許公開平6-22775 公開日 : 1994年2月1日
出願人 : 川崎製鉄株式会社 発明者 : 谷 ▲吉▼ 樹

発明の名称 : 微生物によるメナジオンの製造方法

【目的】微生物を用いて、2-メチルナフタレンから高収率、高選択率でメナジオンを製造する方法。
【構成】ロドコッカス(Rhodococcus)属sp.M192が、2-メチルナフタレンを2-メチル-1-ナフトールに変換し、さらにメナジオンへと高収率、高選択率で変換する。さらにこの菌株の2-メチル-1-ナフトール生産能を高める培養方法、炭素源、反応補助炭素源、メチル基酸化阻害物質を用いることによって2-メチル-1-ナフトールを効率良く生産して、これをメナジオンに変換させるメナジオンの製造方法を提供する。

チョコレートは男性の心臓によい

2006年03月18日 | 医療 医薬 健康
 ココアには、血圧を下げ血管内面の細胞機能を改善させるフラバン-3-オール類が含まれている。Buijsse博士らは、死亡リスク低下は血圧降下によるものだけでなく、フラバン-3-オール類の他の利点によるところも大きいと考える。また、ココアには抗酸化物質が豊富に含まれ、慢性閉塞性肺疾患(COPD)やある種の癌(がん)のような酸化ストレスによる疾患予防に関連すると考えられるという。アメリカ健康最前線>>いきいき健康2006-02-27

赤ワインが歯周病に有効な可能性

2006年03月18日 | NEWSクリッピング
赤ワイン・ブドウ種子に含まれる抗酸化物質に関する有望な実験結果
研究者らは、ヒトの歯および歯肉を赤ワインに浸して検討したわけではない。研究者らは実験において、赤ワインおよびブドウ種子に由来する抗酸化物質を用い、歯周病菌に対抗する効果を検討した。共同通信>>m3.com 2006-03-14



花粉症緩和米、今度は人で有効性など試験 つくば研究所

2006年03月18日 | NEWSクリッピング
 スギ花粉症の緩和に有効な成分を含む遺伝子組み換え米の開発を進めている農業生物資源研究所(茨城県つくば市)は、新年度に収穫する米で、人が食べて安全性や有効性を確かめる試験をする計画を明らかにした。実施施設の倫理委員会の手続きなどがあり開始時期は未定だが、実施されると遺伝子組み換え作物に関する国内初の人での安全性試験になる。朝日新聞 2006年03月17日