久しぶりのオオクワです。
今年は、最後の菌糸の入れ替えをサボったら、ほとんどのオスは羽化不全で蛹のまま死んでいましたが、メスの大きいのができました。
これは52~53mmあります。
来春にはこれを使って産卵をと思っていますが、お相手のオスの立派なのがいてません。
そこで、ネットオークションで
自己採集個体、ワイルドメスの持ち腹から産まれたオス個体を購入しました。
これです。 アゴも細いですね~。
むっちゃ小さくて63.7mmしかありませんが、ブリード物のようなシワやディンプルがまったくありません。
ブリード物のオオクワは血が濃くなっているので、ここでバッククロスしてワイルドの血を入れるとたくましい仔ができるのではと思い導入しました。 ディスカスの場合もワイルドとバッククロスすると劣化していた特徴がよみがえりますからね~。
宇野系らんちゅうの場合も、血が濃くなりすぎて弊害が出ていることが多く見受けられます。
ひと目で健康的な魚か、いじけている魚かわかります。
うちの今年の兄弟掛けの仔も、カシラはよく出ていますが目が奥に入ったり胸ビレにまくれが出たりしています。
こんなときは、同じ宇野系でも他の血を入れると健康的な良い仔が出来る場合がありますね!
( 補足 : もちろんうちの会の系統魚で、ですけどね!)
ブログ見ていただいているそうで、ありがとうございます。
励みになります。
オオクワ熱が少し薄れていましたが、今年大きなメスが出来たのでまた来春は産卵セットしてみようと思っています。
オオクワは幼虫がドンドン大きくなっていくときが楽しいですね
今後ともよろしくお願いいたします。