私は、昭和50年ごろに初めてらんちゅうを飼い始めて、4年ぐらい飼育、仔引きをして楽しみましたが、環境の変化で飼えなくなり、しばらくらんちゅうは飼うことはなくなりました。
10年ぐらい経過してから、子供が熱帯魚を飼いたいと言い出したのをきっかけに自分のほうがはまってしまい、どんどんエスカレートして現在に至るわけですが、らんちゅうは、今から7年ぐらい前にふと思い出してまた飼い始めてしまいました。
それは、熱帯魚屋さんで宇野系らんちゅうを初めて見たときからです。
昔のらんちゅうは今でいう協会系でした。当時も宇野系はあったようですが自分は協会系の魚でした。ですから今でもその名残で、宇野系といえども頭だけ出来ていれば尾はどうでもよいという考えにはなれず、宇野系にも尾の形を求めてしまいます。
冒頭の蘭ちゅう花傳はその頃に宇野系とは何か知りたくて購入しましたが、先人の対談形式で難しく、じっくり読むこともなく本棚の肥やしになっていました。
目次はこんな内容です。
宇野系を始めてからも、しばらくは協会系も同時に飼っていました。
その頃の本は金魚伝承ですね。
この創刊号には、大家の記事とかいろいろな種類の金魚が載っています。
天王寺公園で品評会が開かれる、日本らんちゅう愛好会の会長さんもその魚も載っています。
この魚の白地は銀色で憧れです。
他にもいろいろです。
その他に田中隆氏著の「宇野系らんちゅうの魅力」も持っていますが、今手元にないのでUP出来ませんでした。この本には現在の各会の会長さん訪問記事が沢山載っていますね。
しかし、本は見ていていいなあと思ったり目の保養にはなりますが、実際には自分の池では簡単に作れるものではなく、本よりも実際の日々の世話と工夫が自分でよい魚を作るためには大事ですね。