例年のことですが、冬場は鮎釣り用のたもを造ります。
昨日届いた、「榧の木」は昨日のうちに皮をむいていたので、今日は朝から木を削って形を整えていきます。
枠となる枝の部分は、慎重に太さを均一にしていきます。
次に、やかんで蒸気を発生させ十分に暖め、柔らかくしながら曲がりを直し、形を整えていきます。
枝が折れてしまったら、もうおしまいです。慎重に少しづつ力を加えながら曲げていきます。
ここまで作ったら今日は終わりです。
しばらくは、このまま乾燥させながら柄の部分を削ったりして、細かい調整をしていきます。
今後は、柄の部分に鹿の角を接続するなどの作業をしていきます。