ご覧になった方もおられると思いますが、3週間ほど前のNHKの番組「ためしてガッテン」で素晴らしいホルモンについて紹介していました。
そのホルモンの名前は「オキシトシン」という癒しホルモンです。
体の痛みが驚くほど軽くなったり、認知症の症状がピタリと止まったりするそうで、人は誰でも体内にこのホルモンを持っていると言うことです。
ではどのようにすればその癒しホルモンを出すことができるのかと言うと、それは、親しい人に体に触れられたり、ハグや抱擁、握手などスキンシップを多くする時などに、脳から出てくるということです。
オキシトシンによる癒やし効果は大変大きく、関節の痛みや日ごろのストレスを大きく緩和するそうで、そのためスウェーデンや日本では、痛みやストレスを抱える患者さんを対象に背中などをさすってあげる「タッチケア」を行っている医療機関が多いと言うことです。
オキシトシンが分泌されると、なぜ癒しを感じるのか、それは、脳にあるセロトニン神経が活発に働いて脳の状態が安定し、心に平穏がもたらされ、更に、自律神経を整えてくれる作用もあるため、「癒し」を感じることができるのだそうです。
オキシトシンよる効果とは
1、人への親近感、信頼感が増す。
2、ストレスが消えて幸福感を得られる。
3、血圧の上昇を抑える。
4、心臓の機能をよくする。
5、カップルが親近感や愛着感を持つ
6、絆を深める
7、不安や恐怖を減らす
8、痛みを和らげる
9、社交的になる
等だそうです。
番組では、タッチケアの詳しいやり方や、1人暮らしの方でもオキシトシンを出す方法などを紹介しました。
6/1の「ためしてガッテン」にリンクしておきますので、家族間、夫婦間、或いは恋人同士でお試しして見ては如何でしょうか。
・癒しホルモンの驚きパワー
http://www3.nhk.or.jp/gatten/pdf/program/P20160601.pdf