先日、マジシャンのMr・マリックさんの番組がありました。
この時もそうですが、Mr・マリックさんを始め、マジシャンが登場する時、或いは手品のバックミュージックには「オリーブの首飾り」が定番となっています。
この音楽を聴きながら手品を観ていると、不思議とマジックの世界に引き込まれていくような気がします。
この音楽はそれほど手品にピッタリしていますが、でも何故、手品に「オリーブの首飾り」なのでしょうか?
調べてみると、マジックに「オリーブの首飾り」を使用するようになったのは、女性マジシャンの松旭斎すみえさんだそうです。
彼女が乗用車での移動中に、カーラジオから流れるポール・モーリアグランドオーケストラの「オリーブの首飾り」を聞いてからお気に入りとなり、ステージでの最初にBGMで使用するようになったのだそうです。
それ以降様々なマジシャンが使うようになって、「マジックの曲」と言うイメージがついたということですが、この曲を手品で使用しているのは日本だけで、外国では自分の手品にマッチするような曲を選んでBGMとしていると言うことです。
それでは、今日はマジックはお見せできませんが、ポール・モーリアグランドオーケストラの「オリーブの首飾り」をお聴きいただきたいと思います。