らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

「○割強」の解釈

2016-06-01 | 雑学

テレビを観ていると、評論家や解説者が割合を言う時に、「○割強」とか「○割弱」と表現する場合があります。
例えば「7割強」と言う場合、具体的には何%位を指しているのでしょうか?
その解釈についてウェブ上でアンケートした結果がありましたのでご紹介します。

「7割強」、「7割弱」という言い方の解釈についてウェブ上でアンケートをおこなったところ、特定の選択肢に回答が集中しないことがわかったそうです。
つまり、「人によって考え方がまちまち」だということです。

例えば、「7割強」については、全体としては「74%以下を指す」と捉えている人が比較的多いのですが、60歳以上の年齢層では「71%以下」と考えている人が42%で主流になっています。
一方、若年層では、「79%以下」と捉えている人が20代で20%、10代で23%、
             「74%以下」が20代で40%、30代で32%、40代では38%となっています。
この事は、たとえば、ある数値が74%だった場合、若い人が「これは『7割強』と言ってもかまわないだろう」と思っても、それを聞いた高齢の人は「『7割強』だからせいぜい71%ぐらいだろう」というように「誤解」をするおそれがあります。

また、「7割弱」の捉え方については、どの年代でも「69%以上」という回答がもっとも多いのですが、その集中傾向は60歳以上の年層で特にはっきり見られるそうです。
「7割弱は69%以上を指す」と捉えている人は、50代が39%、60歳以上では59%になり、若年層の20代では36%、30代では46%となっています。
          
この2つを合わせて見てみると、若年層では「幅が広い」解釈を含めていろいろな考えがなされているのに対して、60歳以上の人たちは「7割強=71%以下」、「7割弱=69%以上」というように、強・弱、共に基準値より1%程度と、幅の狭い捉え方をしていることが判明したようです。

この「○割強」とか「○割弱」と言う言い方、私も基準値より強・弱共に1%程度の幅で捉えていましたが、アンケートでは年代によって捉え方に違いがあるようです。
誤解の生じないように心掛けたいですね。