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らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

ネリネの花

2012-12-02 | 

鉢植の「ネリネ」が濃いピンクの花を咲かせました。
この花はヒガンバナ科と云う事もあって9月に咲く彼岸花によく似ています。
今日はこの「ネリネ」をご紹介します。

「ネリネ」の原産地は南アフリカで日本には大正末期に渡来したようです。
開花時期は11~12月頃で、伸ばしてきた茎の先端に彼岸花に似たピンク色の花を咲かせます。

・これがその「ネリネ」です。


属名の「ネリネ(Nerine)」は、ギリシア神話に登場する水の妖精「Nereïs(ネレイス、ネレイデス)」の名前からとされます。
別名は「ダイヤモンドリリー」と言いますが、これは豪華な花弁の先端が反りかえり、光が当たるとダイヤモンドの輝きのように美しく見える様子からつけられたもので、英名でも 「nerine(ネリネ)、diamond lily(ダイヤモンドリリー)」と呼ぶようです。

・彼岸花のように蕊(しべ)が長くはありませんが、非常によく似ています。


・これが彼岸花です。


「花言葉の由来」
ギリシア神話に登場する水の妖精ネレイデスは、エーゲ海の底に住んでいる父ネレウスの宮殿で、いつも黄金の椅子に座り、歌ったり踊ったり、糸をつむいだりするなど、地上の人間の“箱入り娘”と同じような生活をしていたとの伝説があり、この事が花言葉「箱入り娘、幸せな思い出」の由来となっているそうです。