らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

熊取だんじり祭り

2011-10-09 | 地元紹介

昨日はと今日の2日間は、大阪南部の泉州地方はだんじり祭り一色になります。
今日は我が町、熊取町の「熊取だんじり祭り」をご紹介します。

熊取町は今年町制施行60周年を迎え、記念すべき年のだんじり祭りが昨日から行われています。
町内各地区から大森神社に集結した11台の「地車(だんじり)」は、境内中央の舞台を2周半全力で駆け回ります。
「熊取だんじり祭り」の宮入りは心鎮めて宮入りするのではなく、賑々しく荒々しいのが特徴で、いつもコメントを戴いているiinaさんが10月に1日に紹介していた富山の「新湊曳山まつり」の『静』とは対照的な祭りとなっています。   (参考)「新湊曳山まつり」http://blog.goo.ne.jp/iinna/e/aa909b62f8c287df2605070147e5443f
宮入り後の「地車(だんじり)」は、太鼓のお囃子も小気味よく、町内のパレードに出ていき、そして勇壮な槍回しなどが行われます。

・槍回しをしている五門地区の「地車(だんじり)」です。 槍回しとは、スピードをつけたまま、「地車(だんじり)」を直角に曳き回す曳行方法です。


・こちらは大久保地区の「地車(だんじり)」で、同じく槍回しをしているところです。「地車(だんじり)」の曳き手は多い地区で400~500名、少ない地区でも100~200名だそうです。


熊取の「だんじり祭り」は、いつ頃から始まったのか明らかではありませんが、1841年(天保12年)には、町内8ケ村が「地車(だんじり)」を所有していたとの記録があることから、少なくとも170年以上の歴史があるのではないかと考えられています。

・屋根の上では大工方が元気よく飛び跳ねています。


・小垣内地区の「地車(だんじり)」です。各地区の「地車(だんじり)」にはこのような立派な彫刻が彫られています。

夜になると「地車(だんじり)」を提灯で飾り、静かに曳行します。

・大久保地区の夜の「地車(だんじり)」です。


・五門地区の夜の「地車(だんじり)」です。