ら族の歳時記

「道が分かれていても人は幸せになる道を選ぶ能力がある。」
能力を信じ、心の安らぎの場を求めて、一歩一歩。

透析と新型インフルエンザ

2009-05-22 23:24:40 | 身体のこと
会社でもマスクの支給があった。
電車通勤者と関西への出張または
関西からの来客対応のときのみ着用とのこと。

この騒動がおさまれば、マスクを回収するという。。。


さて、トッペイさんという透析をしているひとの
ブログをみて気になったことがある。
NHKのドキュメンタリー現代で
ある透析患者の声が紹介されていたという。
この患者は人の少ない道を通ったりして
感染しないように努力をしているという。
驚くべきことは、
この患者が通っている施設では、
新型インフルエンザに罹患した場合は、
透析を行わないとの告知が
患者に伝えられているという。


透析をしてもらえない=死を意味しているのだ。
一人の患者のために、他の患者の命を脅かすことは
できないということだろう。

私の病院の掲示物をみてみると
「発熱がある人は保健所に相談を」となっている。
これは会社でのPRと同じである。
今現在、発熱外来は設けられていない。
シークレット。
しかし、保健所の人がぽろりとこぼした。
それは透析ができない二次救急病院に設ける予定という。
確かに、別途使用の感染病棟があるから
それは納得できる。

発症したら透析ができない病院に収容される。。。。

まあ、市外の一次救急にしても
透析技師&看護師等が
感染症対策チームに入っている可能性は
ほとんど無い。
ポータブルの透析機を持ち込んでも
操作できる人がいない可能性が大。。。

げげげ。。。
死あるのみ。。。。。

海外から帰国して
そのままそのままホテルに拘束されても
透析だけはさせてくれるだろう
と思うのも甘い。。

まして海外でホテルごと監禁になったら。。。
死あるのみ。。


そしてトッペイさんは
「患者自身が、
 できるだけ予防措置をとることのほかに、
 罹患患者の対応を保障してもらうために、
 今後は、全腎協や地元の患者団体で、
 日本透析医学会・日本透析医会と連絡を
 取り合いながら、行政と話し合いを
 進める必要があるのだろう。

 日本透析医会による新型インフルエンザの
 緊急提言が出ているが、透析患者は是非、
 目を通しておくべきだろう。」
と結んでいる。

確かに、透析医会の指針がどうであれ、
それに従うかは医師の判断に任せられる。

患者は、各病院に罹患患者の対応を
確認しなければならない。
地元保健所にも確認をしなければならない。


そんな透析してもらえない可能性なんて
考えてもみなかった。
なのに訴える場の全腎協の総会は
インフルエンザへの感染を危惧して
今年はない。。。。。



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