「あの頃のまま」島田歌穂

たまたま買ったＣＤにブレッド＆バターが歌っていた
「あの頃のまま」が入っていました。

今日は頭の中でなぜか感度も流れてしまう。
夢っていつ捨てるものなのでしょうね。
ユーミンは「いちご白書をもう一度」でも
「就職が決まって髪をきって。。。。」と
書いていますが、
ここで夢をあきらめるということでしょうか
当時は、学生の格好と社会人の格好が
全然ちがっていたんでしょうね？
そして、社会人の枠にはまろうとしない人も
多かったのでしょう。

ら族の時代はバブルの時代だったから
学生時代からスーツ着てアルバイトしたりと
学生なのに社会人の格好をしていた人もいました。
そして、卒業してもフリーターする人も少なくて。
今を捨てなくても夢が買えそうなそんな時代でした。
夢よりも今をいかに楽しむかを
学生・社会人の区別なしにしていた時代かもしれません。

もっとも、ら族は腎不全でぼこぼこにむくんだり
無茶苦茶痩せて、
コンパやアルバイト、ブランド、海外旅行に
全然縁のない生活をしていたので
受け止め方が人と外れていたかもしれません。


でも、今、この曲に魅かれるのは
この部分かも。

for myself for myself
幸せの形にこだわらずに
人は自分を生きてゆくのだから

for yourself for yorself
そらさないでその瞳を
人は自分を生きてゆくのだから


勝ち組、負け組とある。
人生のパートナーもなく、
これからのことは不安ばかりの負け組の私。
でも、精いっぱい頑張っている。
それでいいじゃない。
勝ち組だからといって
私を哀れな目でみないで。
自分なりに幸せを感じているんだから
目をそらさずに声を掛けてよ。
人生の幸せ不幸せは今人が決めることじゃなく
人生が終わるときに
本人が決めることなんだから。

そんな思いがあるのかもしれない。



ブレッド＆バターが歌ってヒットしたようです。
（当時を知りません）
原曲は荒井由実。
ブレッド＆バターのほかに
いろいろな歌手が歌っています。
そのなかで、島田歌穂さんが歌ったのが一番いいかな。
（たまたま検索して知っただけ）
平川地一丁目も歌っていますが
それはそれなりにいいけれど
先入観もって「子供がうたんじゃない」といいたい。
でも、彼らも
人生始まったばかり。
それなりに迷いがあるからこの曲を歌うのかとも思う。



「あの頃のまま」島田歌穂