ら族の歳時記

「道が分かれていても人は幸せになる道を選ぶ能力がある。」
能力を信じ、心の安らぎの場を求めて、一歩一歩。

4月1日

2012-04-02 23:47:23 | Weblog

4月1日づけで道路交通法(ちがっていたらごめんなさい)が改正された。

これにより、自転車についても携帯電話を利用しながらの運転にも罰則がある。

また、自転車においては音楽プレーヤーなどを聴くためのイヤホンをつけての

運転にも罰則がある。

車においても、車内にに大音響を流しての運転にも罰則ができた。

 

これらはクラクションなどが聞こえないため、

状況判断が遅くなり事故に遭う、起こすことを避けるために

設けられた。

 

 

ということで、通勤・通学中に気分転換および学習のため音楽プレーヤー等を

つかって自転車をこいでいるみなさん、ご注意を。

 

 

 

さて、イヤホンというと思い出すことがある。

中学の時、先生が急病で自習となった。

普段、私たちのクラスを受け持っていない先生が監督に来た。

監督にきてしばらくたって

「君、授業中にラジオを聴くのはやめたまえ」

とかなり強い口調である生徒を指差した。

その子は

「ラジオではありません。補聴器です」

と答えた。

先生は詫びのことばもなく、「そうか」という顔もなく、

何事もなかったような顔をした。

 

謝ればいいのに。。。

 

私はその子が補聴器を使っているとはそれまで知らなかった。

片耳がわるいのか、当時の補聴器の性能なのか、

その子は、片耳にイヤホンをして、胸のポケットに補聴器本体をいれていた。

私の席からは死角だったということもある。

 

市内に聾学校も盲学校もあったから、

まさか耳の悪い人が公立の中学にきているとは思わなかった。

当時は難聴という言葉も知らなかったので、

耳は聞こえるか聞こえないかしかないと思っていた。

 

そういえば、体育の一番最初の授業でアンケートがあり、

既往症、視力はいくつか、体育の授業中はメガネがいるか、

補聴器は必要かというのがあった。

補聴器は冗談だとその時は思っていた。

 

今回の道路交通法改正で、

耳の悪い人は今まで普通乗用車しか運転できなかったのが

いろいろな車を運転できるようになった。

(若くして耳が悪くなった場合は、障害者になるが、

加齢で耳が悪くなった場合は、障害者申請するひとはいるのか。

中には会話が成立しないような高齢者がいる。

耳の遠い高齢者が運転できて、若くて耳の悪い人が運転できないのは

今更おかしかった)

けれど、けれど、今回の道路交通法改正で、

その子のように誤解をうけるようなことがなければいいと思った。

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