ら族の歳時記

「道が分かれていても人は幸せになる道を選ぶ能力がある。」
能力を信じ、心の安らぎの場を求めて、一歩一歩。

勤労感謝の日

2013-11-23 21:22:38 | Weblog
ラジオで
「今日は勤労感謝の日。
 収穫を祝う日です。」

といっていた。


勤労感謝の日が収穫を祝う日???
働く人に感謝する日ではないの?????



と疑問に思い、検索してみる。


もともとは収穫を感謝する新嘗祭だった。
それが戦後、天皇行事を切り離す意味で改められたのが勤労感謝の日であり、
旧暦の11月の2回目の卯の日に新嘗祭を行っていた。
それが1873年の卯の日が11月23日でそれ以降、
11月23日が勤労感謝の日となったらしい。。。


勤労感謝の日となって70年近く。
だれもが「働く人に感謝する日」と思うようになって
あたりまえなのかもしれない。


ラジオでいっていた人は若い人に思えたけれど
良く知っていたなと感心した。




さて、朝の連ドラ「ごちそうさん」
東京と大阪の異文化コミュニケーションに笑いながら
見ております。

三角のおにぎりが、大阪では
お葬式や法事で出すものと知ってびっくりました。
今も大阪ではそうなのかしら???

その中で、気になるのは横書きの文化。
字は旧字体で書いていますが、
でも左から右に書いている。
大正時代は右から左だと思いますが。。。

それよりその当時のお手紙は、
縦書きではないでしょうか???

お姉さんが書いた行書体で書いた手紙は
当然縦書き。

め以子と希子の手紙は横書き。

母の世代は今も手紙は縦書きです。
め以子より若くてもね。

私の小学校の頃は、理科と算数以外は
先生が黒板に書くときは縦書きでした。
社会も家庭科も。
まだまだ縦書きの文化でした。

でも学校からのお手紙は横書きでしたけれど。

そして、横書きで右から左に書いた文化について
「縦書きを一文字書いたら改行して書くから
 右から左に書いてもおかしくない」と
説明を受けたことがあります。


昭和の作られた戦前・戦前の映画は
その時代に生きた人がいるから
字を書くという文化について
その時代の話をきいて作っているから
時代に忠実に作ることができた。

だから、古い映画を見たことがあると
比較してしまい、
今の大正時代や戦後のドラマに違和感を
感じるのかもしれない。


ドラマには時代考証の担当の方がいると思います。
道具についてはなにか資料があるかもしれない。

でも字を書くという習慣については
縦書きか横書きか、右からか左からかについては
いつから変わったという記録もないのかもしれません。
または普遍的なものとしてなにも考えずに
ドラマを作っているのかもしれませんね。



最近、時代劇を見ていないけれど
時代劇のお店の看板も左から右に書いても
だれもおかしいと思わない時代にきているかもしれませんね。

勤労感謝の日と同じ、思い込みがあるのかもしれません。


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