突然ですが。。
入院のため
しばらくお休みします。
長期透析患者によくある
腎臓に腫瘍ができていて、
腎臓ごと摘出手術を受けてきます。
この腎臓の腫瘍が見つかったきっかけは、
前の会社でうけた人間ドッグのエコー検査の結果
消化器に指摘がありました。
でも、「一年後に再検査が必要」。
まあ。。普通なら病院に報告して、
自分の病院で確認のためのエコーを撮る。
今回の主治医の見解、
「人間ドッグにある深読み。
たぶんないけれど、念のために大きな病院へ行って」
ということで、大きな病院に行きました。
そして精密検査で造影剤を使ったら、腎臓の腫瘍が映ったのでした。
(当然、造影剤が消化器から流れて行って)
消化器科の医師
「腎臓はのう胞がいっぱいだから、
CTやエコーでは腫瘍は映らないよ。
造影剤検査をやったから見つかんだよ。
見つかってよかったね。」
「手術になると思うけれど、
主治医の先生に回答して
そこから改めて紹介状を書いてもらう時間がない。
僕が紹介状を書こう。
どこの病院がいい?」
すごいいいかた。。。。。。
時間がないだって。。。。
うちの病院では年に2回もCTやってエコーやっているのに
この検査は無意味ってこと???
確かに透析が長くなってくると腎臓にのう胞ができたりする。
長期透析患者には腎臓がんの発症率が高い。
発症率が高いのがわかっていて、
エコーやCT検査の限界を知っているなら、
造影剤検査を入れたCT検査を数年に一度でも
するべきではないの???
かなりの怒り。
消化器科の医師のいい方もすごかったけれど、
怒りの方がすごくて、病状を簡単に受け止めたのでした。
それに、仕事をしていたら忙しすぎて、
「一年後に再検査が必要なのに、
なんで今検査に行かなくちゃいけないの?」
といって、大きな病院に検査に行かなかったと思う。
そして自分の病院でふつーに検査をしていたら、
症状が出るか、転移するまで見つからず
見つかった時には手遅れになっていたと思う。
また、あんな状態の心身では、
引き継ぎ書の作成など作れる状態でもない。
よれよれの状態で手術になったと思う。
けれど、今は仕事も辞めて心身ともベストの状態で手術に臨める。
仕事を辞めたのは、こういう道筋が決まっていたから
衝動的に仕事を辞めることを決意したんだと思う。
そういう意味では救われたと思い、
これも病状を受け止められた理由でしょう。
検査をしていたのに見つけることができなかった件について、
(腎臓だけでなく、消化器の指摘も含む。)
病院と話し合ったけれど
「透析前後に検査する場合、
『食事を摂らないで検査にきて』とはいえないから、
しっかり映らなくても仕方ない」とか
「うちは消化器の専門じゃないし」とか
「造影剤はリスクが大きいからできない」とか
「エコーは、技師のテクに左右されるし、
太めの人は画像が不鮮明になるから
一律CTにした。」
とかいって、
改善も検討するといいつつ、する気がないだろう
と思える答え。
ついには、
「健康に対する意識が高い人は、
外で検査してもらえればいい」
と言い出す。
あのね。。ここでエコー検査とCTを撮っているから、
外での検査は不要として人間ドッグを断っている人も多いんですよ。
消化器は専門じゃないというのであれば、
消化器の検査結果を伝えるべきじゃない。
私は会社から強制で人間ドッグに行かされたから、受けたようなものだし。
強制でなかったら、受けなかったかも。
また、私は腎臓については専門病院だからと安心していた。
長期透析者の腎臓がんのリスクだって知っていた。
でも、エコーやCTで「問題なし」といわれていたから
そういうものはないと信じてきた。
それが外の病院の検査でたまたまわかるなんて。。
もっとも、病院から「外で検査をうけてください」とPRする気も
食事により、検査で見落とすリスクも説明する気もないとか。
この件は、
私のことが広まって、
自発的に外で検査を受ける人が出たり、
あーだこうーだいいつつも、
病院の検査体制が替わって、
命拾いする人が出れば、それでいいとも思う。
私のことで、なにかが替わって
幸せになる人が出ればそれもいい。
透析をしているみなさんへ
人間ドッグを受診する機会がある人は
その機会を生かして受診してください。
条件とか技師がちがうと今まで見えなかったものが
見えることがあります。
また、のう胞がある透析歴20年以上の人は
一度造影剤によるCT検査を受けてみてください。
エコーやCTでは、のう胞が邪魔して
腫瘍を見つけることができません。
腎臓の場合、自覚症状が出てからでは
手遅れです。
と呼びかけさせていただきます。
ちなみに私の伯父の奥さん、伯母の旦那さん
(つまり、私とは血のつながりはありませんので、
遺伝性ということはありません)を
私は腎臓がんで亡くしています。
地域の検診ではエコーはしません。
伯父の奥さんの場合、地域の健診で、
肺に転移がんが見つかり
調べた結果、腎臓がんでした。
まさに自覚症状なしでした。
伯母の旦那さんは、
桜色のおしっこが出て、
病院に行ったら腎臓がんでした。
出血を止めるため腎臓の摘出をし、
抗がん剤を打ちましたが駄目でした。
腎臓がんは伯父の奥さんように、
自覚症状や潜血の所見もなしで、
転移することもあるのです。
だから、お願いするのです。
腎臓がん対策に
まずはエコーとCT検査。
できれば造影剤検査を受けてください。
ということで。。
完全なる病院批判とカミングアウトをしたこともあり、
(うわさによると病院のPCにブックマークに
「ら族の歳時記」がはいっているとか)
ブログは続けるかは未定です。
それに、当初ブログを始めた理由、
「自分探しのためになにか行動を移さないと
ブログは書けない。
そのためには動かねば」だった。
いろいろ書いたね。
途中は、同僚による「被害」ばかり書いていて、
自分探しには程遠かった。
自分探しでなくストレス発散の場だった。
ブログを書いていて自分が変わるのか、
幸せになれるのかと考えるものもあり。。。
とりあえず、入院中はお休みです。
入院しながら
今後について考えます。
では、みなさん、ごきげんよう。
(と。。どうにでも使える表現を使いました。)
腎臓は二つありますから、残りの一個が
有れば元気になれるのでしょう。
日記を読んで驚きましたが、私も赤ちゃんの時、
親の不注意で大けがをして手術して命拾いをしました。
それが原因で後に再手術を数回しました。
ら族さんが頑張って手術して帰ってくる日を待っています。気を落とさずに勇気をもって手術して、元気になってくださいね。
拝読しました。
驚きのあまり
かける言葉が見つかりません。