ら族の歳時記

「道が分かれていても人は幸せになる道を選ぶ能力がある。」
能力を信じ、心の安らぎの場を求めて、一歩一歩。

生菓子

2016-03-06 17:23:21 | Weblog
母が知人の法要に出た。

引き菓子を持って帰ってきた。


その引き菓子は、生菓子だった。




昔は、なにかとおまんじゅうがついたものだ。

結婚式なら紅白饅頭。

葬式なら葬式饅頭。

法事も葬式饅頭。
(別な言い方があったかもしれないけれど
 見た目が葬式饅頭といっしょだから
 そう呼んでいた私)


しかし、近年、まんじゅうから
焼き菓子に変わってきた。

日持ちするようにという心配りだろう。

また、昔ほど甘いものを食べなくなって
いっきに消費できなくなったこともあるだろう。




この生菓子、
「素材の良さを引き立てるために
 添加物はできるだけいれておりません。
 時間がたつと固くなるので
 できるだけ買った日にお召し上がりください」
とお店のメッセージがついていた。


え。。。


箱の裏の消費期限は、もらってきた日。

のし紙に、自筆で「志」と家名が書いてある。

法事の当日に買って、書くというのは
不可能だから、
前日には買ってあったと思う。



食べてみたらそれなりに固かった。

消費期限当日でも固い。



10個入りの生菓子。

4人家族でも一人2個から3個食べることになる。
二人なら一人5個も。


無理がある。。。。。。

時間がたてばたつほど固くなる。
すぐに食べねばならない。



のし紙はお菓子の製造しているところのもの。

のし紙付きで何箱もも買うととなると
当日消費はない。

「明日になると固くなりますよ。
 ほかのお菓子にしたらいかがですか?」
とお店側も、声掛けをしなかったのか。



ちょっと買った方も売る方も
気配りがなさすぎ。


すてきな生菓子がかわいそう。
 
コメント
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