計算気象予報士の「知のテーパ」

旧名の「こんなの解けるかーっ!?」から改名しました。

冬型もようやく一休み

2011年02月04日 | 気象情報の現場から
 これまでの雪が降り積もる寒い日々とは打って変わって、気温も上がり、晴れ間も覗くような2月に入ってからの天気。ぶっちゃけ・・・嬉しいです。

 さて、日本気象学会2011年度春季大会が、5月18日(水)~21日(土)の4日間の日程で開催されます。オンラインによる講演申込の締切は2011年2月15日(火)15時という事で、私も講演の申し込みを済ませました。つまり、春季大会に行きます。既に講演予稿も作成し、オンラインでの送付まで済んでおります。春季大会の会場は国立オリンピック記念青少年総合センター(東京都渋谷区)なので、久々に東京都に赴く事になります。折角なので、かつて自分が四年近くを過ごした街も訪れてみようと思っております。

 今回もまた、局地気象に関する数値実験の内容でのエントリーですが、やはり数値実験の結果と実際の観測結果(事例)との比較検証が重要、との事から事例解析やデータに基づく検証にも追われる事になりそうです。その上、気象・気候情報システムの開発・・・特に詳細な気象・気候の数値データを基に様々な計算・処理を行うための具体的な計算手法・手順の検討等の業務も入ってきますし、もちろん日々の気象の動きを見ていかなくてはなりません。このような一つ一つの経験を、学会発表にも役立てていきたいと思っております。

 そして、学習塾での受験指導もいよいよ大詰めを迎えております。4日には公立高校推薦入試が行われました。来月に入ると公立高校の一般入試が行われます。大学入試も各地で順次行われているようですね。塾の生徒さんにも言っている事ですが、受験勉強というものはただ単に受験で勝つためだけのものではなく、進学した後の学習の準備も兼ねています。ここでしっかり勉強して、これまでの内容をきちんと理解し、土台を固めておかないと、よりハイレベルな知識や概念を理解する事は到底出来ない、という事です。

 私も日々、教室の受験生に負けず、様々な形で勉強を続けています。局地気象・気候に関する事から、塾で教える学科目、更には数値データの解析処理の手法など・・・昨年はさらにマーケティング・リサーチや語学等が加わっていました。また、新たな分野についても勉強していく事になるでしょう。自分の何某かの専門家である以上、常に知識や見識を高めながら、活躍の場を広げていかなければなりません。


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