計算気象予報士の「知のテーパ」

旧名の「こんなの解けるかーっ!?」から改名しました。

お台場スウィングオーケストラ

2006年01月17日 | 何気ない?日常
 フジ系19時からのテレビ番組「部活!芸能人綱引き部ビッグバンド部が全国大会に挑戦!汗と涙の100日間完全密着」を見ました。前半しか見れませんが・・・この前半のビックバンド部は、楽器未経験の芸能人のメンバーが100日間の特訓を経てビックバンドの全国大会に挑戦する、という内容でした。しかも・・・ジャズ。曲目が「ムーン・ライト・セレナーデ」や「イン・ザ・ムーン」と言った有名な曲目。前者はともかく(あまり良くわかりませんが・・・)後者ははっきり言って大変です。特に最後のTrp.(トランペット)のハイCの音(つまり2オクターブ上の「ド」:ちなみにこのCは「ツェー」と読む)。B♭管(ベーかん)でハイCは・・・。

 さて、こんな事を書くと「な~んでそんな事知ってるの?」という話になるわけですが、実は私もいまの年齢の半分くらいの頃(また歳の話か・・・)、Trp.を吹いていた時期があります。結局3年間「だけ」でしたが・・・。そんなこともあり、映画「SWING GIRLS」を見たときは感激しました。舞台が山形県置賜地方で田舎的要素もmoderateに描写されていて嬉しくなりました。今では中島みゆきさんの歌を借りて「そんな~時代も~あ~ったねと~・・・今は~笑って~いら~れるわ~♪」なんですけどね。

 ただ、この映画の影響を受けてかどうかは知りませんが、ビックバンドが流行っているのかなあ・・・。芸能人サークルの次は六本木ビックバンドでもできるのかな?はたまたお天気キャスターでビックバンドを結成!?・・・そういえば昨年、お天気キャスターが集まっての演劇もあったようですし・・・。ま、どの道・・・私には縁のない話だわ。

 それはそうと、この番組を見ていて思ったのは、色々と悩んだりつらい場面もあったけど、一人一人がしっかりと「音楽」してるって事。文字通り「音」を「楽」しんでるのが伝わってきました。和気あいあいとした様子を見ていると、かつての自分を思い出します。他局でやってる「吹奏楽の旅」に出てくる学校もそれはそれで素晴らしい青春だと思いますが、ちょっと私は馴染めないなあ・・・。

 私がもし、これから好きに音楽をやるとするならば・・・あくまで「仮定」の話です。決して「必ずやる」とは言ってません(ここは強調しておきます)。・・・まず上手い下手は置いといて、それなりに「形」になれば、まずは演奏する側が「楽しくやれる」事を大事にしたい。初めて楽器に触れる人が、もしくはブランクのある人が、自分で楽器で音を奏でられる「感動」や「喜び」を大切にしたい。ある程度上達して、さらに本格的な演奏を目指すのであれば、そういったアマチュア楽団なりオーケストラに入れば良いと思いますし、辺りを見回すとやっぱり敷居が高い。

 番組の場合はあくまで「3ヵ月後にはコンテスト」という目標があったので、大変でしたが、それとは違う形で、もうちょっと「気軽に」音楽を楽しむ機会があっても良いのになあ・・・と思ったりもしています。市民の楽団というのは大抵の場合、楽器を何十年もやってるような人達が集まっているので、全くの初心者には敷居が高かったりするわけで・・・。まあ、これも全て私の中の「仮定」のお話ですから、気にしないで下さい。私の場合、仕事の以外の趣味的な(余暇・遊び)位置付けでモノを言ってます。

 まあ、それ以前に私の頭は四六時中も仕事のことばかり考えています。これでは乱流の乱れエネルギーよりも先に脳細胞の活性化エネルギーの方が早く散逸してしまいます。たまにはこういった、気象以外の与太話も良いですよね。
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2 コメント

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はじめまして! (アル)
2006-01-19 16:56:25
去年の12月から気象予報士の勉強はじめました。

同じく山形出身です。庄内ですが。



ぜひ私のブログにもきてくださいね!

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ありがとうございます。 (qq_otenki_s)
2006-01-19 21:00:27
アルさん、ありがとうございます。

山形県のご出身との事、嬉しく思います。

気象予報士の勉強、頑張ってください!
返信する

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