計算気象予報士の「知のテーパ」

旧名の「こんなの解けるかーっ!?」から改名しました。

電力需要と気温の関係

2016年10月28日 | 経済・金融気象分野
 2008,2009,2010年度のデータを基に、東北6県および新潟県の電力需要と気温の関係を調べたものです。夏と冬の電力需要と平均気温の相関関係が良く分かります


 冬に比べて夏の感応度が大きいのも特徴的です。

 夏の間は冷房機器を稼働するために多くの電力を用います。一方、冬の暖房については、エアコンなどの暖房機器の他にも、石油ストーブなど電力に依存しない手段もあるので、夏に比べて感応度が鈍るのかも知れません。
コメント (2)
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