計算気象予報士の「知のテーパ」

旧名の「こんなの解けるかーっ!?」から改名しました。

コーチングスキル講座(中級)を受講しました。

2012年09月08日 | 何気ない?日常
 本日、4回目の研修が無事終了しました・・・一区切りです。

 私が受講したのは「コーチングスキル講座(中級)」です。5月の単発講座「心を結ぶ会話術」(≒導入編1回)に始まり、コーチングスキル講座の初級講座(4回)、中級講座(4回)とこれまで計9回を受講してきました。

 私が初めて「コーチング」と出会ったのは、2006年05月27日に受講した「心を結ぶ会話術」。これは新潟の地に移って最初に受講した公開講座でもあったので、今でも鮮明に覚えています。当時(2006年)の講師は、コーチングを手掛ける会社を起業した女性の方でした。何かすごいエネルギーに満ち溢れ、その瞳にもすごい力を感じました

 この時の事はこの日のブログにもしっかりと書き残していました。

 この講座には、一つ「思い出」があります。講座の始まると、受講者は一通り「自己紹介」をするように言われました。名前と住んでいる所、そしてどんな仕事をしているのか・・・この時の私は、ある方に誘われる形で、とある情報ベンチャー企業の気象事業に関わっていましたので、自分の仕事について「天気予報に関する仕事に従事しています」と言った所・・・まるで何かに反応したように、すかさず「ちょっと聞いて良いですか?」と、天気に関する素朴な疑問を投げかけられました。

 これまで様々な研修や講座を受講してきましたが、講師からの「(天気に関する)逆質問」はこれまで「この1回」でした。その内容も、私にとってはとても「斬新な視点」からのものだったので、今でも覚えています。いつの日にか、私もどこかで使わせてもらおう・・・と思っているのでした。

 あのまま後続のコーチングスキルを受講する道もあったのですが・・・「受講するのは(当時の)自分にはまだ早い。然るべき段階に至った時に再びその時が来るだろう・・・」と(本能的に)感じたので、結局それっきりになっていましたf(-_-;)。


 それからもう、6年・・・この間に、私も実に色々な事がありました・・・(-_-)・・・(しみじみ)。今ではこれらの講座は、社長を支えるスタッフさんに委ねられています。


 この会社の公式メールマガジンも拝読していますが、そのメルマガを執筆しているのもこのスタッフさん(=今回の一連の講師を務めて下さった方です)。御自身もかつて色々と悩んでいた時に「コーチング」に導かれ、その扉を開いて「コーチ」として活躍するまでのエピソードが綴られており、引きこまれるようにバックナンバーを何度も何度も読み返しました。様々なエピソードを通じて、自らの可能性を次々と開拓していく展開は、読者である私にも一筋の希望を与えてくれるものでした(どこかで自らの未来を重ね合わせているのかもしれません)。

 その一方で社長自身もブログを書かれており、その痛快なタッチで語られるエピソードの中にも多くの学びが含まれていました。コーチングのスキルも然ることながら、御二人の生き様やその活躍ぶりにも学ぶものがあると感じています

 これまで9回(6年前の1回を加えると10回)の研修を通じて、私の中で「コミュニケーション」に対する考え方が少しずつ変わってきました。そして、「コミュニケーション」という「現象」を理論的に俯瞰できるような視点が培われていくのを感じました。

 コミュニケーションのスタイルは人ぞれぞれであって良い・・・そう思えた時、長年私を苦しめていた既成(寄生)概念が崩れ落ちていくのを感じました。コミュニケーションのスタイルを確立するにあたっての基礎理論が、きっと「コーチング」の中にあるのだろう・・・と感じ始めています。

 まだ、私の模索は続いています。ひょっとしたら終わる事は無いのかも知れません・・・。まあ、「朝に道を聞かば、夕べに死すとも可なり」という言葉もある位ですから・・・f(^^;)


写真は萬代橋からから臨む信濃川

コメント
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