計算気象予報士の「知のテーパ」

旧名の「こんなの解けるかーっ!?」から改名しました。

ささやかな贅沢

2007年02月12日 | 何気ない?日常
 この三連休は殆ど勉強に追われていました・・・。14日の事で浮かれてる場合ではありません。16日には大学に出頭予定ですし、来月にはまた試験があります。日々の業務でも新しいテクノロジー導入の事を常に考えています。

 と言うわけでたまにはちょっと贅沢を、という事で、ディナーは山形県の秋の風物詩となっている芋煮です。現在私が居るこの地ではのっぺ汁とか言う物が地方独特の食文化のようですが(ご当地検定のテキストによると)、私にとっては芋煮(厳密には「山形風」芋煮)が大事な文化です。

 前職(メーカー)で東京に勤務していた頃、会社の行事で「不良撲滅BBQ大会」というものがありました。部署や原籍部署毎にチームを結成し、各チームごとにBBQや焼きそばなどの料理を作り、参加者に振る舞うものでした。私の場合は米沢設計チームということで「芋煮」を担当する事に。しかも、前回の米沢設計チームは芋煮で大失敗をしていたために汚名返上が掛かっているというものでした。

 米沢設計チームは私の他に同期1名と先輩1名、そして芋煮について熟知している上司ら数名・・・。私もさすがに芋煮のレシピを何種類も調べて頭に叩き込んで、それでも不安なので当日は印刷して持参して臨みました。そんな私に先輩が一言「大丈夫、こんなもんは適当!適当!」。周囲のサポートもあり、最終的には上出来で参加者からも大好評。前回の雪辱(?)を晴らす事ができました。全国どこに行ってもやはり芋煮のスキルは必要になってくるんだなあ・・・あらためてそう感じた日でした。

 ちなみに、本来の芋煮は秋に、河原で、石とまき木で釜を作って火を興し、その上に大鍋を乗せて煮込みます。また、こんにゃくは角こんにゃくを千切って入れるのが正式なので、写真のように糸こんにゃくを使うのは正式ではありません(単に、千切るのが面倒だったという事と、角こんにゃくより糸こんにゃくの方が安売りだったのです)。
コメント
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