退屈日記

とりあえず日々のつれづれを。

「『虫愛ずる女子』の作品と『乾いたロマンチック』と俳優陣が素敵な映画」について

2023-09-17 02:36:42 | Weblog
晴れ。ほぼ昨日と同じ天気。

鈴木海花「『虫目』のすすめ」を見て読む。

著者は「姫」ではないけれど「虫愛ずる人」。
前著に「虫目で歩けば」。

この種の人が知り合いでいると楽しそう。
いろんな虫の名前と姿をあれこれ知ることが出来るので。

こちらはと言えば「アームチェア・ナチュラリスト」なので。
それぞれの「成果」を見て楽しむのみ。

自分でやればいいじゃないと思うなかれ。
「腰の重さ」には定評があり。

「好きこそものの上手なれ」を実践する人々におまかせする。
ズルいんです、ぇぇ。

アキ・カウリスマキ「コントラクト・キラー」(’90)を観る。

冒頭に「マイケル・パウエルに捧げる」と。
ヒッチコックの初期作品に関わり「黒水仙」(’47)「赤い靴」(’48)を撮った監督。

主演はトリュフォー作品でお馴染みのジャン・ピエール・レオー。
「薔薇の花売り」のマージ・クラークは見た目より「可憐」。

「殺し屋」ケネス・コリーの設定が「いかにも」。
今どき(と言っても30年以上前)「ハンカチに血を吐くか」。

セルジュ・レジアーニ、ウォルター・スパロウらの「渋さ」が味わい深く。
女主人のアンジェラ・ウォルシュも同様に。

職を失って絶望した男は自殺を試みるが失敗し。
殺し屋に自分を殺してくれるよう頼むがその後に「運命の女子」と出会いというお話。

煤けた街並みや港の風景も好ましく。
「乾いたロマンチック」をじっくり味わおう。
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