退屈日記

とりあえず日々のつれづれを。

「『活字中毒』の人とウンコな現実あるいは『ダレ場』のシリーズ映画」について

2024-07-07 02:37:26 | Weblog
晴れ。35度が暑いとは思えなくなる日。

坪内祐三「新書百選」を再読。

著者は4年前に彼岸へ。
それにしてもあれこれ読んでいること。

彼の死を知った後の中野翠が腕を骨折した話を思い出す。
ある種の女子は好ましい男子に対してそうした反応を示す模様。

個人的には「アカデミックな本」にはあまり触れないので。
そういう「世界」があるのねと思うのみ。

薄田泣菫「茶話」を「さわ」だと思っていたら「ちゃばなし」だったり。
この種の勘違いはよくあることで。

かつて読んだ本を思い出させてくれてありがたい内容。
いずれ「中毒」であることには変わりがないけれど。

マル激を観る。

今回は前半と後半に分かれ(それにしても長い)。
「日米の裁判の結果」と「神宮外苑開発」について。

神保哲生はアメリカ大統領が「法の上の王」になったことに拘り。
宮台真司が「ワイマール共和国憲法の緊急事態条項」を紹介し。

かの国で「圧倒的な独裁者」が誕生する可能性が高まったという指摘。
「政敵を暗殺すること」が「完全に免責される」のを最高裁が認めたのだからいやはや。

「最高裁を保守派で埋めること」がもたらした現実よ。
こうしたことを「禁じ手」に出来なかったのは何故か。

結局「コモンセンス」が「共有されていた」時代の「常識」が原因か。
「不文律」を「平気で破る人間たち」が出て来ることを予想出来ず。

「憲法意志」は代を重ねれば「失われる」。
これも「劣化」がもたらす業。

「神宮外苑開発」について覚えておきたいのは。
そのために「東京オリンピック」が誘致されたという「本末転倒」。

そしてこの問題が明日の東京知事選挙に全く影響を与えられないこと。
「学歴詐称発覚」が小池百合子を自民党べったりにしたのも忘れずに。

三井不動産は「歴史的な価値のある銀杏並木」を消しても「稼げばいいのか」。
「好感度」を上げるためCMに起用した広瀬すずに謝れ。

山本芳久「日本統一4」(’14)を観る。

何とも「グダグダな内容」に。
そもそも小沢仁志が「悩む」のは「ありえない」。

敢えて言うなら「物語の種」は撒かれたかも。
いわゆる「ダレ場」だと思えばいいのか。

本宮泰風がやたら周囲の男たちから「褒められる」姿も微妙。
彼を「スター」にするための描写なのだとしても。

小沢和義が登場。
健太の宮崎貴久の「ダメさ」も覚えておこう。

リョウコが石堂夏央に変わり。
「山崎の姐さん」の俳優の名前を確認出来ずに終わる。
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