退屈日記

とりあえず日々のつれづれを。

「ある種の自然」について

2014-03-04 02:37:44 | Weblog
晴れ。夜に久方ぶりに冷える。

「ドグマ人類学総説 西洋のドグマ的諸問題」を読み進める。

あらゆる「前提」を疑ってみること。
何だか面白いことになってきた。

結局わが国は「近代」を理解していないことが明らかになってきた現在
あらためて「近代」について考え直すのもいいかも。

「憲法」の意味もわからずに憲法を改正しようとする輩がいる。
その「愛国心」とは裏腹に諸外国から「三等国」扱いされることも知らず。

そうした人物を選んだわれわれも同罪だとして
「感情のカタルシス」がもたらす結果を受け入れるよりないのは事実。

かつて「堕ちよ」と坂口安吾は言った。
今またその言葉をかみしめることになるとは。

とはいえその続きを思えば
むしろ「堕ちること」こそ「まっとう」なのかもしれない。

新しい花々が咲き誇る時も来るはず。
その時までお互いに力をためよう。

あるいはその時が来なくてもかまわない。
木々は芽を吹き花を咲かせ散る。

そのサイクルはいつでも変わりない。
「自然を生きる」のがその一部であるわれわれの道だとしよう。
コメント
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