退屈日記

とりあえず日々のつれづれを。

「家族的類似性」について

2014-03-16 02:28:35 | Weblog
晴れ。おだやか。

宮藤官九郎「いま、なんつった?」を読む。

文庫本がいささか痛んでいたせいか古本屋で80円。
これはお得と言わざるをえない。

「あとがき」にあった「悪く書かない」というルールは「正しい」。
「誰にでもできること」を敢えてやる意味がないから。

さらりと読めて気持ちいい回が多いのはさすが。
ときどき微妙に怒っていたりするけれど。

娘かんぱも実に魅力的に描かれていてほのぼのする。
「セリフ」にこだわると幼い子どもはほとんど「天才」に思えるだろう。

個人的には下の妹の子どもが幼かった頃の「ダンシングうんこ」が思い出される。
タンスに左手をかけてプルプルしていたはず。

年頃になったらその事実を是非本人に言ってやりたい。
真面目な顔でさりげなく。

その母である妹は赤ん坊の頃風呂の湯の表面に藻のように散らしたことがある。
その後滅多に笑わない子として育った後愛想のいい大人になった。

兄である自分を顧みれば
昔の家のポットン式を嫌ってパンツに漏らしたこともあり。

「括約筋の働き」に流されやすいのが「幼児の定め」だとしておく。

さて。

「柳家かえる」だった「鈴々舎馬風」と「山村紅葉」は似ている。
たった今TVのCMを見て気付いた次第。

生物学に関係ないそうした「血筋」があるのだすると
いっそ「家系図」を作るところまでやったみたらなどとあらぬことを。

カエルの子はカエル。

「ナマズの孫ではない」ことを歌う一方で
「トンビがタカを産む」こともあったりするのも面白い。
コメント
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