山本飛鳥の“頑張れコリドラス!”

とりあえず、いろんなことにチャレンジしたいと思います。

夫の習癖

2005-12-30 13:53:46 | 未分類過去
30年間会社に勤めて退職し、25万のデジカメを一台買ったという事実だけを聞くと、それは長年働いたご褒美ということになるのですが、実際にはこのような買物を日常的に繰り返している夫であり、ご褒美どころではありません。
結婚当初は8ミリカメラに映写機、スライド映写機、その後はビデオカメラも3台ほど買いましたし、あらゆるオーディオ機器、そしてパソコンなど狭い家に様々な機器が氾濫しています。
ちょっと前に買ったものというと、これは値段は大したことありませんが、5.1chというスピーカで、ある日突然4畳半の4隅に変な柱のような物が立っており、じゃまで仕方がありません。洋画など見ていると、そこからバイクが走る音とかジェット機が飛ぶ音などが回転移動するように聞こえてくるわけで、まったく落ち着きません。

パソコンも狭いのだからノート型で充分だろうと思うのですが、以前使っていたノートの経験で容量が足りないとかで、バカでかいデスクトップを買ったのであり、そのせいで、部屋の中央に食卓テーブルが置けなくなり、その分私の座るところが狭くなって身をよじらせて席に入り込まなければならないようになってしまいました。

部屋の中はもう電線だらけです。また、パソコンのソフトの箱をなくすとわけがわからなくなるとかで、全部そのままとってあるので、それもすごくかさばっています。

以前、長女が旅行に行くのに小さいデジカメがないと恥ずかしいとの事で夫に頼んでいたのですが、そんな金はないとの一点張りで一向に動きませんでした。それで、いよいよ勝手に買おうと決断し、私と娘がカメラ屋に見に行ったのですが、カメラ屋の説明を聞いても様々なメーカーと機種を前に、何がなんだかわからず、娘のバイト収入の予算の関係で3万円前後のものから二つほど候補を出して、夫にどっちがいいか電話しました。すると、夫は両方とも全然よくないと言い、そんなものを買うなよと言って反対しました。そのとき、夫がカメラ屋に駆けつけてきたのですが、夫がよしとする小型のデジカメは4万を超えていました。画素数だとか手ぶれ防止機能だとかの関係でいいものはどうしても高いです。しかし、不足分を出すとは言わないため、買いようがありません。
ついに、娘はいやになってしまって買うのを断念し、その後はコンビニなどで使い捨てカメラを買って使っているという状況です。

夫は旅行が好きで写真も好きなのですが、子供が小さいときから自分は大きな写真機材用のリュックに写真機材だけを入れて歩く人間で、私が子供を負ぶったり抱いたりしつつそのほかの荷物(家族全員の着替え等)もすべて持つという状況でした。写真用の入れ物というのは、クッションや空間部分が多くて、かさばるばかりであり、他の物品はほとんど入りません。カメラ以外のものを持たないどころか、ビデオのバッテリーの予備やカメラのフイルムなども私のかばんに入れておいて、必要なときに即取り出させるという方法をとっています。

新婚旅行でハワイに行ったときから、シダの洞窟で新婚カップルたちが並んで結婚祝いの演奏を神妙に聞いているときにも、自分は上の空で勝手にそこらを動きまわり、どうでもいいものを撮影したりしており、私だけがカップルの中で女一人で立っていたのでした。夜のパーティーでも、フラダンスの女性の腰や胸などに焦点をあてて撮り続けたりしていました。また、スチュワーデスや飛行機が大好きな人なので、空港などでもそっちにばかりカメラを向けているのです。

デジカメでとった写真は、私は家のパソコンに取り込んで、プリンタで拡大プリントしてもらいたいのですが、夫はその画像は写真屋に頼むよりもきれいではないし高くつくなどと言って一向にやりません。
姉の夫などはカメラは全然趣味ではなく適当なデジカメで適当にとった適当な家族写真を、家のプリンターでA4サイズに拡大プリントし、それを実家に送ってきているので、母は喜んでそれを飾っています。私がみたところ、充分にきれいな写真です。

私は完璧なものなどどうでもいいのです。家族の記念になりさえすれば、色や画像の質が悪くてもかまわないのです。

しかし、夫はそうではなく、画質だの音質などの性能の高さばかりを求める人なのです。

D200について昨日私が書いた内容は夫が教えてくれたわけではありません。夫は人にわかりやすく物事を説明するような人ではありません。
休日の日に写真屋さんが主催するD200の説明会があったのですが、一般の会社員でない夫は仕事があって前半部分が出られない状況だったために、私に代わりに出席させたのです。私は専門の方からの説明を聞いて、いくらか内容を理解した次第です。

説明会の参加者の圧倒的多数は写真に詳しい60過ぎのおじいさんばかりで、写真に詳しいおばあさんが2人ばかりいました。写真のことなど全然わからない40代の女の私がいるのは場違いなようでした。
でも、専門家の説明はわかりやすくて、面白かったから、自分にとってはいい経験だったと思っています。
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