股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

パパが遺した物語

2016年04月11日 16時53分31秒 | 映画評論ハ行
製作年:2015年
製作国:アメリカ/イタリア
日本公開:2015年10月3日
監督:ガブリエレ・ムッチーノ
出演:ラッセル・クロウ,アマンダ・セイフライド,アーロン・ポール,ダイアン・クルーガー
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1989年のニューヨーク。小説家のジェイクは妻の死で心に傷を抱えながら、男手一つで幼い娘ケイティを育てていた。さまざまな問題が降り掛かる中で、彼は自分と娘の物語の執筆を進めていた。25年後、心理学を学ぶケイティは、ある出来事により人を愛せなくなってしまっていた。そんなある日、父のファンだというキャメロンと出会う。
『レ・ミゼラブル』のラッセル・クロウとアマンダ・セイフライドが共演し、小説家の父親と愛する娘との関係を過去と現在を交錯させながら描いたドラマ。心に傷を負いながらも娘との生活を立て直そうとする父の葛藤と、トラウマを抱える娘の姿をつづる。監督は、『幸せのちから』などのガブリエレ・ムッチーノ。ダイアン・クルーガーやオクタヴィア・スペンサーといった実力派キャストが出演。孤独なヒロインの苦悩と父との絆に心を打たれる。

小説家の父親と、その娘の過去と現在を描いた作品。『レ・ミゼラブル』でも共演したラッセル・クロウとアマンダ・セイフライドが親子役です。過去を引きずりながらも、前に進もうとする親子の姿を描いていて感動する!と思っていたのに、結局何を伝えたいのか分からないまま終わってしまいました。交通事故で母親、そして父親までも失った娘が大人になり、人を愛する意味が分からないまま苦悩し、体だけの関係が続いてしまう。そんな時に本当に好きになった相手が現れて…。とても良い話になりそうな気がするのだが、父親が書いた小説「父と娘」が大人になった娘の気持ちに影響を与えるのかと思いきや、特に繋がりも無く。好きになったキャメロンも何故ケイティがそこまで惚れたのかも見えづらい。ケイティの行動も良くないが、キャメロンも他の女性を家に入れておいて「友達だよ」ってよく言えたな(笑)そしてケイティを追いかけてハグって…。黒人の子供の話も必要あったのかどうか…。父と娘の絆をもっと見せて欲しかったです。

この作品の評価・・・・★★★★☆☆☆☆☆☆(満点は★10)

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