股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

弁護人

2017年05月26日 15時16分15秒 | 映画評論ハ行
製作年:2013年
製作国:韓国
日本公開:2016年11月12日
監督:ヤン・ウソク
出演:ソン・ガンホ,イム・シワン,キム・ヨンエ,クァク・ドウォン,ソン・ヨンチャン
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1980年代初頭の韓国・釜山。高学歴ではないが目覚ましい活躍を見せている税務弁護士ソン・ウソクは、ある日、昔なじみのクッパ店の息子ジヌが裁判を控えていると聞き、拘置所へ面会に行く。ある事件に巻き込まれたというジヌの信じがたい姿を見て、ウソクは何人もの弁護士が断った事件の弁護を請け負うことにする。
韓国のノ・ムヒョン元大統領が弁護士時代に担当した釜林事件がモチーフで、『JSA』『スノーピアサー』などのソン・ガンホが主人公を演じたヒューマンドラマ。1980年代初頭の韓国で民主化勢力を弾圧しようとした捏造事件が発生し、不当に逮捕された被告の弁護人がさまざまな困難に遭いながらも奮闘する姿を描く。共演は、ボーイズグループZE:Aのシワン、『明日へ』などのキム・ヨンエら。実際の冤罪(えんざい)事件をテーマにしたスリリングかつ人情味たっぷりの物語が見どころ。

不当に逮捕された被告の弁護人が巨大な組織と対決するドラマ。韓国の李明博元大統領が弁護士時代に手掛けた冤罪事件がモチーフだそうです。軍政府の大勢がグルになっていたのだから驚きです。そして拷問シーンに韓国映画らしい残虐性を感じました。ソン・ウソクの「人を助けたい」「民主主義の正義を貫きたい」という信念はデモとなりましたが裁判沙汰になってしまいます。しかし最後は韓国にいる99名もの弁護士が弁護をしたいと名乗り出たのです。正義を貫き通せば、人や感情を動かせるのだと思いました。俳優たちの演技は素晴らしかったです。それにしても冤罪は恐ろしいものですね。

この作品の評価・・・・★★★★★★☆☆☆☆(満点は★10)

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