股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

綱引いちゃった!

2013年06月08日 00時38分55秒 | 映画評論タ行
製作年:2012年
製作国:日本
2012年11月23日公開
監督:水田伸生
出演:井上真央,玉山鉄二,浅茅陽子,西田尚美,ソニン,渡辺直美,笹野高史,風間杜夫,松坂慶子
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大分市役所広報課で働く西川千晶は、全国的に認知度の低い大分市PRのため市長命令で女子綱引きチームを結成することに。彼女は、母親の勤め先で廃止寸前の給食センターの職員をチームに招き、全国大会出場まで勝ち進むことができれば廃止を撤回するよう市長に提案する。どうにかチームを結成するが、千晶自身もキャプテンとしてチーム入りするはめになり…。
市の知名度アップのため、女子綱引きチームの結成を命じられた大分市役所女性職員の奮闘を描くハートフル・コメディー。『舞妓 Haaaan!!!』『なくもんか』の水田伸生監督と、『パッチギ!』シリーズや『フラガール』の脚本を手掛けた羽原大介がタッグを組む。綱引きを通じて個性豊かなメンバーときずなを深めていくヒロインを、『八日目の蝉』の井上真央が熱演。そのほかベテラン松坂慶子、『星守る犬』の玉山鉄二ら多彩な共演陣が脇を固める。

小学校の運動会で綱引きをやった記憶はあるけど…そんな遊び半分ではなく県大会優勝を目指して本気で奮闘する女子綱引きチームを描いている本作。1つの目標を目指している彼女たちの姿には好感が持てますが、どうも作りが中途半端。てか結局は大分県のPRビデオにしか見えなかった…。最近観た「県庁おもてなし課」と似ている。「県庁おもてなし課」と違うところは、この映画を観て「大分県に行きたい」と思えないところ。

素人がたった数ヶ月で県大会優勝するなんていうのは無理があるだろうけど、最後の中途半端な終わり方は納得できませんでした。映画なんだから勝ち負けハッキリして欲しかった。そもそも大会に向けて努力するシーンが少なくて、女子メンバーの家庭の事情ばかりが描かれていて無駄なシーンが多かった気がします。登場人物の背景を描くのであれば、しっかり描かなきゃ。そして綱引き映画なんだから、綱引きをメインに作るべき!!最大の見せ場であろう、ラストシーンがあれじゃ納得できません。
井上真央は可愛い!という印象しか残らない作品でした。

この作品の評価・・・・61点

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