股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

レスラー

2009年05月15日 01時33分09秒 | 映画評論ヤラワ行
製作年 : 2008年
製作国 : アメリカ
2009年6月13日公開
監督 : ダーレン・アロノフスキー
出演 : ミッキー・ローク,マリサ・トメイ,エヴァン・レイチェル・ウッド
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“ザ・ラム”のニックネームで知られ、かつては人気を極めたものの今では落ち目でドサ廻りの興業に出場しているレスラー、ランディは、ある日、ステロイドの副作用のために心臓発作を起こし、医者から引退を勧告されてしまう。馴染みのストリッパー・キャシディに打ち明けると、家族に連絡するように勧められる。長らく会ってない娘・ステファニーに会いにいくが、案の定、冷たくあしらわれてしまって…。
ヴェネチア国際映画祭で金獅子賞に輝いた感動ドラマ。ミッキー・ロークが中年の悲哀漂うプロレスラーの光と影を見事に演じ、オスカーにノミネートされたことも話題となった。監督は『π』のダーレン・アロノフスキー。“映像職人”的な捉えられ方をする監督だが、しっかりとした物語を紡げる作家であることを本作で証明した。主人公の一人娘には『アクロス・ザ・ユニバース』のエヴァン・レイチェル・ウッドが扮し、主人公が好意を寄せるストリッパーを『いとこのビニー』のマリサ・トメイが演じ、アカデミー助演女優賞にノミネートされた。また、ロークの熱意により親友、ブルース・スプリングスティーンが書き下ろした主題歌にも要注目だ。

ミッキー・ロークって私生活でも栄光と挫折を経験しているとパンフレットを見て知りました。そう考えると今回の主人公と重なる部分があって彼こそが適役だったと思います。内容は1人のプロレスラーの生涯をドキュメンタリーのように描いています。頂点を極めた者こそが知る苦悩。昔のスターとなった彼は年齢には勝てずバイトをしながらプロレスの営業周りをする日々。
だけど、年齢なんて関係ない!!人間は「やってやる!」と思えばいつだって挑戦できるんだ!というメッセージが観ていて伝わってきました。プロレスのシーンは痛々しい場面ばかりそれでもリングに上がり続けるラムの心は体以上に傷付いていたんじゃないかな。だから血が出ても耐えられたのかも…。

一言で言えば男臭い映画です。難点を言えば、年齢には勝てないってのは理解できるけど、実の娘をまた裏切る行為は残念ですラストで娘が父の所に戻ってきてハッピーエンドならスッキリするんだけど終わり方も中途半端な気がしたし…。あの後、ラムがどうなったのか気になります!!

この作品の評価・・・・71点

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