股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

100回泣くこと

2014年02月09日 13時54分50秒 | 映画評論ハ行
製作年:2012年
製作国:日本
日本公開:2013年6月22日
監督:廣木隆一
出演:大倉忠義,桐谷美玲,ともさかりえ,忍成修吾,波瑠,村上淳,大杉漣
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4年前に起こしたバイク事故で記憶の一部を喪失した藤井は、友人の結婚式で出会った佳美と交際をスタートさせる。交際間もなくプロポーズした藤井に、佳美は1年間は結婚の練習をしようと提案。そんな幸せ絶頂の最中、佳美を病魔が襲う。実は、佳美が練習期間と言い出したのには理由があり…。
記憶の一部を失った青年と病魔に侵された女性との切ない恋愛を描いた中村航原作のベストセラー小説を映画化したラブ・ストーリー。関ジャニ∞の大倉忠義が単独での映画初主演を務め、ヒロインを『荒川アンダー ザ ブリッジ』シリーズの桐谷美玲が演じる。監督は、『恋する日曜日 私。恋した』といった作品で、男女の関係を繊細に映し出すことに定評のある廣木隆一。また、脚本を『ソラニン』などの高橋泉が手掛け、原作とは異なる設定に組み変えている。次第に明かされる二人の過去、やがて訪れる悲しい運命に号泣すること必至。

よくある恋愛映画。邦画って病気とか記憶喪失とかの話が好きだよなぁ。盛り上がりにも欠けるし、泣けもしない。淡々と話が進み、いつのまにか終わってしまった感じでした。主演2人の大根演技が気になってしまって感情移入どころではない。大倉忠義と桐谷美玲のカップルでは安っぽさが出てしまう。とりあえず病気とか記憶喪失とかを描いておけばいいだろうとか、泣かせよう泣かせようっていう製作側の作り方が見え見えでした。こんな薄っぺらい話で泣けるほど日本人は馬鹿じゃない。愛とか命とかを描くのなら、もっと心にグッとくるくらい丁寧に作るべき。

藤井と佳美は同い年なのか先輩後輩なのかも分からない。友達の夏子は2人の間にどんどん入ってくるけど、出しゃばり過ぎではないのか。佳美が泣きながら電話しているのに、それすら気づかない藤井のアホっぷり。イラストブックに佳美の気持ちが詰まっているのかと思いきや、そうでもない。2人が本当にお互いを好きな理由が描かれていない。
100回どころか1回も泣けなかった…(笑)

この作品の評価・・・・49点

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