股間の解放記

普通の社会人PEKOの、日々思うことをつづっていきます。

スティルウォーター

2022年07月10日 19時55分04秒 | 映画評論サ行

製作年:2021年
製作国:アメリカ
日本公開:2022年1月14日
監督:トム・マッカーシー
出演:マット・デイモン,アビゲイル・ブレスリン,カミーユ・コッタン

アメリカ・オクラホマ州スティルウォーターに暮らすビル(マット・デイモン)は、娘のアリソン(アビゲイル・ブレスリン)が留学先のフランス・マルセイユで殺人容疑で逮捕されたことを知る。娘の潔白を証明すべく現地へ向かうビルだったが、聞き込みを重ねる彼は地元民に警戒され、何者かに襲われてしまう。それでも諦めないビルは娘を取り戻したい一心で、真犯人を見つけ出そうと奔走する。
異国で殺人罪に問われた娘の無実を証明するため、父親が現地へ渡り真犯人捜しに奮闘するサスペンススリラー。父親を『オデッセイ』などのマット・デイモン、娘を『リトル・ミス・サンシャイン』などのアビゲイル・ブレスリンが演じるほか、カミーユ・コッタン、リル・シュヴォ、イディル・アズーリらが共演。監督・脚本を『スポットライト 世紀のスクープ』などのトム・マッカーシーが務め、『幸せの行方...』などのマーカス・ヒンチー、『ディーパンの闘い』などのトマ・ビデガンとノエ・ドゥブレが共同で脚本を手掛けた。

異国の地で、娘の無実を証明するために奮闘する父親の姿を描いたサスペンススリラー。マット・デイモン演じる父親ビルが、殺人容疑で収監された娘を救うために真犯人を見つけようと動き出します。サスペンスというよりはヒューマンドラマと言った感じでしょうか。派手さは無くドキドキハラハラは弱めで、真相に近づいていく展開が淡々を描かれています。親が知らない子供の姿。父と娘の関係性や絆の深さに見応えはありましたが、内容を考えると上映時間140分は長く感じました。ラストのオチは意外性がありましたが、見たいシーンを見せてくれなかったの
は少々物足りなさを感じます。娘のその後であったり、地下室にいた少年のその後であったり…。事件の真相は全てが明らかにはなっていませんが、ビルが異国の地で奮闘し成長する物語でもありました。でもまぁビルのような考えるより先に行動してしまうような破天荒な父親じゃ、アリソンが嫌がるのもちょっと分かる…。
フランスのマルセイユってこんなに物騒な街なのかしら!?

この作品の評価・・・・★★★★★☆☆☆☆☆(満点は★10)
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