燻製器の製作準備-1

2016-03-04 13:15:30 | タナカ君的日常
 豚肉や帆立貝の燻製品を作る体験をさせてもらったその日以来、 「自分でも作るぞ!」の気持ち抑えがたく、 いよいよ準備にとりかかりました。 体験させてくれたYさんによれば、 燻製器作りを始める場合、「まず最初に加工品を吊るしたり、乗せたりするのに使う市販品の金網を決め」、 「それがピッタリと内部に納まるサイズのケースを設計・製作する」のが良いでしょうと聞いて来た。

 それで今日は新青梅街道沿いにある「ジョイフル本田・瑞穂店」に出かけ、 金網のサイズを調べ、 七輪の様なコンロ、 肉を吊るす時に使うステンレスのS字吊るし金具や太めの針金、 燻製器の外箱とするコンパネ資材などを調査がてら見物して来た。

 その店内のキャンプ用品の展示コーナーの近くには、 燻製器や燻製に使う各種の燻煙材も並び、 それらの価格は北杜市・長坂のホームセンターで見たのと同じ(390~590円)程度でした。

 炭火用の七輪なんかはショージ君の奥さんから 「こっち(安曇野)で燻製作りをするなら、家にある七輪を貸してあげる」そんな返事を貰ってあるのだが、 店頭で練炭用のコンロが2千円を切る値段で並んでいたのを見て、つい手を出してしまいました。 ついでに練炭も購入。 燻製品を作る場合に加熱源から嫌な臭いが出て、加工品に染み付いてしまったら、食べる気になりませんから、 早速家に帰ってからコンロに練炭をセットして、着火してみました。 その様子がTop写真です。

 練炭の試用結果ですが、 花粉症で鼻詰まり気味の僕は練炭が発する臭いはあまり感じ無いでいたのだけれど、外から戻って来た妻によれば 「何、この匂い、貴方は何も感じないの?」と言われてしまいましたので、 多分燻製作りには向かないかもしれません。 でも練炭コンロだって、炭火用途に全く使えない訳でも無かろうし、 ひのみのの家で薬缶を乗せて、お湯を沸かすのに使ったり、 多少なりとも暖房に使える時だって有るだろうと、 心の中では言い訳モード全開にして心の平静を保つのに苦労しています。


 この記事をUpした日は夜の11時頃まで震災関連のテレビ番組を見てから就寝したのだが、 練炭コンロの火はまだ残っていて、 居間のフローリングの上に、それを残して置くのは不安だったから、 玄関のコンクリートのたたきの上に移動しておいた。


 そして一晩明けた朝、薬缶をどかして練炭の様子を見ると、まだ穴の底の方は紅い火が残り、 薬缶も触ると熱く、 お湯が沸き続けていました。 練炭コンロなんて、子供の頃の記憶しか残っていないのだけど、 火力調整の空気口の開度にも依るでしょうが、 18時間以上も火力が保つんですね。 コトコト煮物するには重宝する事でしょう。 ちなみに14個入の練炭の価格は2150円でした。

 さてさて、 「18時間以上も火力が保つんですね」と書いたのは昼飯を喰って、午後の囲碁に出かける前の事だった。 それが夕方5時に帰宅してみたら、 コンロの中の練炭は未だ火が付いたままだった。 それどころか、 今は夜の八時を過ぎたと言うのに、 まだ丸い練炭を半分だけですが、赤く火が残っているじゃありませんか、 着火以来32時間経過しているんですよ・・・ 「これぞ、ビックリポン」ですね。
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