夜明けを告げる鳥の啼き声

2017-07-11 18:21:51 | タナカ君的日常
 空が白み始めると鳥が啼き出す。 我が家の近くでは比較的樹木が多いので、 いわゆる野鳥の鳴き声だ。 カッコーは托卵しての子育ても一段落してか、 どこかえ行ってしまったらしく、 最近は鳴き声をほとんど聞く事が無くなった。

 最近目立っていたのは、「認否(ニンピ)」の発音の時の「ピ」の単音を2・3度繰り返した後に「棋書(キショ)」の音を3回繰り返す鳥が目立っていた。 つまり「ピ、ピ、キショ、キショ、キショ」と啼くのだ。 目立つと言っても鳴き声だけで、 姿を見たことは未だ一度も無い。

 その鳥もそろそろ他所へ移動する時期になったのか、 今朝は蝉の鳴き声が目立つ朝だった。 蝉と言ってもミンミンゼミの様に抑揚のハッキリしたのでは無くて、 長く抑揚の無い「じぃ~~~~」と言う音を発する蝉だ。 こいつの鳴き声は聞いていると精神的にイライラして大嫌いな鳴き声だ。 その内には草叢からは虫の鳴き声も始まるのだが、 そいつらも暑い夏の間は単調に同じ様な音を連続させて鳴く嫌な奴等が居て大嫌い。

 夏が終わりに近づいて啼き出すヒグラシ蝉の 「カナカナカナ」と聞こえる鳴き声や。 秋も深まって聞こえてくる物悲しげなコオロギの「コロ、 コロ・・・ コロ」の鳴き声で 「暑い夏も終わった!」と感じてほっとするのです。 
 
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