四季山荘の御近所さん

2017-07-21 11:10:45 | ヤナバ生活
  木崎湖の東に連なる低山の中腹、 そこからは木崎湖の好い展望が得られる。 そんな位置に四季山荘のオヤジの所有するログハウスは在る。 大町市内のアルプス囲碁村会館での対局可能日は週に3日、 それが無い日は四季山荘に遊びに行って、 囲碁を教えて貰っている。 

 さて、 その四季山荘の周辺にはもっと立派な別荘もあるけれど、 畑や荒れ地も沢山在る。 昨日の朝早くに訪れた時に、その荒れ地の1画は草が刈り払われ、解体家屋の廃材が集積されているのが目についた。 山荘のオヤジの話では「縄文式の住居を作って見たい」 そんな男女の一組がいて、 何やら活動を開始しているのだそうな。

 夕方に再度訪れると、 件の場所から金槌の音が聞こえて居た。 興味を持って近づいて「今日は!」 と精一杯明るい感じの挨拶言葉を発すると、 ヒゲモジャ・髪ぼうぼうの30代とおぼしき男性が顔をあげて、 挨拶を返してくれた。 梁であったろうとおぼしき材にまたがり、 ノミでほぞ穴を加工中だったのだ。 少し離れた場所では同年代と感じられる女性が垂直に立てた柱を地面に置いた材のほぞ穴にたいして、 上手く柱がはめ込めるか? 確かめる様な感じの作業をしていた。

 四季山荘のオヤジは「縄文式住居」 と言っていたけれど、 彼等の話によれば、 「とりあえず台所も付いた東屋風なのを立てる」 そんな話しだった。 ノミを振るう手つきが様になっていたので 「大工さんのお仕事ですか?」 と聞くと・・・ 「いや、 趣味でやってます」 との返事。 このお隣さんの建築現場の作業進行状況見物も、 この夏の楽しみの一つになりそうです。
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