-畑沢通信-

 尾花沢市「畑沢」地区について、情報の発信と収集を行います。思い出話、現況、自然、歴史、行事、今後の希望等々です。

稲刈りも終盤です。

2013-09-30 19:47:49 | 近況報告

 平成25年9月30日の畑沢です。稲刈りが終盤になって来ました。コンバインが忙しく田んぼを駆け巡り、瞬く間に刈り上げていきます。今日は月曜日ですが、畑沢のあちこちで稲刈りが行われていました。これで一安心です。

 稲刈りが終われば、昔は「刈上げ餅」をついていました。納豆餅、あんこ餅、豆ずり餅、きな粉餅です。どれも美味しかったと思います。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ふところノコギリ

2013-09-29 08:50:20 | 近況報告

 

 懐刀(ふところがたな)というものがありますが、これはノコギリです。枝切り用の鋸が真ん中からぽっきりと折れてしまいました。まだ新しくてもったいないので、二つの鋸を作りました。柄が付いていない方には、写真のような柄を新たに作り、最後にステンレスの棒を打ちこんでガッチリと固めました。

 この鋸は意外と重宝しています。かさ張らないので、ベルトに吊るしても重くありません。直径5、6cmぐらいまでの木なら簡単に切れます。我ながら良いものを作ったと自慢しています。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

石仏「地蔵」かな?

2013-09-28 12:40:09 | 歴史

 尾花沢市教育委員会の専門家が見つけたものです。上畑沢の墓地の中にありました。地蔵かと思われますが、これと同じものを他の地区でも見たことがありません。座った姿だけの地蔵は、珍しくないのですが、姿かたちが普通の地蔵らしくありません。第一に足の指が見えます。普通の地蔵の足の指は、衣の中にあって表面に出ていません。次に全身を覆う衣類の形もありません。そして、全体的な体のバランスも、地蔵と言うよりも幼児のそれに近い感じがします。この石仏が置かれている場所は、墓地の中でも最も背後の方にありますので、墓地の中でも特に古い時代のものかと思われます。今では誰も拝んでいる人もいないようです。それほどに古い時代のもののようです。石材は畑沢産と思われる凝灰岩で、風化がかなり進んでしまったようです。もちろん、年号は全く分かりませんでした。素朴さがありますので、私の好きな石仏です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

千鳥川の近況

2013-09-27 16:04:08 | 近況報告

 中畑沢の「ドンドン川」と呼ばれていたところから少し下った所の淵です。私の小学校の低学年のころ、ここに来る時はドキドキしていました。何しろ、ここには大物が潜んでいました。30cmほどの「ヘスギ(ハヤ)」が5、6匹と多数の小物が群れをなしていました。30cmのハヤが釣れたら大ごとです。とても学校なんぞに行く気はしなかったでしょう。幸か不幸か釣れたことは一度もありません。それでも挑戦はします。大物は姿を見せたら最後、岩陰に入ってしまいます。二度と出てきません。

 ここにはカワセミが巣を作っていました。写真の左側の崖は砂岩でできています。その切り立った面に穴を掘っていたのでしょう。当時はカワセミなどと言う名前を聞いたことがありませんでしたので、その鳥がカワセミであることを知りませんでした。また、その鳥を見たのはその時だけでした。当時から私の興味は、魚と飛行機だけでしたので、あえて調べようなどとの真面目な姿勢は微塵もありません。それでも、妙に青く輝く美しい鳥であったことだけは、ずっと覚えていました。

それから何十年か経って、私が「魚馬鹿」なら「鳥馬鹿」が私の友人になりました。いやでも鳥の話を聞かされてしまいました。併せて図鑑や写真も見せられます。そのため、ついにカワセミにたどり着いてしまいました。「あれはカワセミだったのか」です。ついでに、ドンドン川で水浴びをしていた時に見たもう一種類の鳥も分かってしまいました。「ミソサザイ」です。この鳥を見た時の情景は、今でも浮かんできます。三つ上の先輩2人を頭にして、二つ上が1人、一つ上が3人、一つ下が2人で中畑沢の小学生全員がドンドン川で水浴びです。その時、私は何故かぽつんと草むらを眺めていたら、小さい小鳥がしきりに草むらを出たり入ったりしています。雀よりもずっと小さい鳥で、尻尾をつんと後に立てていました。その後に名前かを知ることになったのは、カワセミと同じです。あの時、遊んでくれた幼友達のうち、既に2人が亡くなりました。まだ、お世話になったお礼を申し上げていませんでした。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ガマズミ

2013-09-26 08:24:01 | 自然

 秋が深まろうとしています。色づき始めたのは漆だけではありません。ガマズミも大分赤くなりました。ガマズミと言えば、過日、畑沢の先輩が持っていた下刈鎌の柄で紹介しました。ガマズミの木で作った鎌の柄は丈夫で、百年も使っている話でした。ガマズミについて調べますと、実際、全国的にもそのように扱われていたようです。今の鎌には、初めから柔らかい樹種の柄が付いて店頭に並んでいます。消費者は、そのままの状態で使い続けることになります。ところが、柔らかい木の柄は弱いものです。私のように草だけでなく、木も切ろうとする乱暴者には物足りません。実際に背炙り古道を邪魔している木を切ろうとしたとき、鎌の柄がぽっきりと折れてしまいました。もし、ガマズミの木で作られた鎌の柄であったなら、折れなかったでしょう。

 ところで、畑沢にはガマズミが数多く成長しているようです。この時期には赤い実が美しく見えますので、ガマズミを見つけることができます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする