今年は日本中が「寒い」「大雪」と騒がしいよですが、畑沢での雪降しは今シーズンで最初でした。雪の多い年だと、年末までには2回ほど雪降ろしをしているのですが、今年は降ろしたい気持ちをぐっと抑えて今日まで待ちました。
今日は山形市内も零下6度にもなり、山形から畑沢へ向かう国道13号線は完全なスケートリンク状態でした。直線道路でハンドルを動かしていないのですが、小刻みに車が揺れました。赤信号で停止しようとしたときには、うまく停止せずに自動車の後部が左に大きく曲がってしまいました。速度も50㎞の低速ですが、それでも恐怖心が生じます。
村山市の林崎付近では、東側に畑沢の大平山(ほうざやま)がくっきりと浮かび上がりましたので、脇道に入って芸術作品を撮るつもりで、カメラを向けましたが、邪魔な雲が湧いてきて思いどおりの撮影ができませんでした。これも私の「未熟」の一つが現われたものでしょう。
屋根には今まで降ろさなかった分がどっさりと積もっていました。12月に入ってから直ぐに根雪になって、その後、雨が降ったり雪が降ったりと今はやりの「しっちゃかめっちゃか」な気候のために、積もった雪は一様ではありません。表面はいかにも「雪」ですが、下層はずっしりと重いザラメ状態です。
降ろしている最中に、近所の小屋から自然に雪が落下して、道路まで雪崩落ちました。もしも人がいたら、もしも自動車があったら大変な事故になっていたかもしれません。幸い何事もありませんでした。
晴れていた空が気まぐれに曇り、その雲の小さな隙間から光があたった所がありました。ちょっときれいかな思い、パチリ。でも、今回も駄作です。