木炭式のアイロン

　一見して煙突がある船のようにも見えますが、アイロンです。取っ手の部分が上に開き、中に火の着いた木炭を入れます。実際に使った経験はありませんが、囲炉裏の熾火（おきび）を入れて遊んだことがあります。子供の火遊びですから、今、考えると非常に危険極まりないものです。でも、昔は火が身近にありましたので、遊びとは言えないかもしれませんが、いろんな形で囲炉裏の火を使っていました。栗、胡桃、餅、かけ餅、焼きおにぎり（やぎめす）、引張りうどん、魚焼き等々です。生活の場の中心に囲炉裏がありました。火は友達でした。