-畑沢通信-

 尾花沢市「畑沢」地区について、情報の発信と収集を行います。思い出話、現況、自然、歴史、行事、今後の希望等々です。

紅葉がイマイチでした。

2020-10-30 19:16:49 | 自然

 令和2年10月28日(水)の畑沢です。山形市内でも紅葉が見え始めましたので、畑沢での紅葉を期待しました。残念ながら何年か前に見た鮮やかさがありませんでした。最近、四季がはっきりしなくなったせいでしょうか。

 紅葉を抜きにしても、畑沢集落内のビューポイントは相変わらず絶景です。中畑沢から北を見ました。遠くに聳える山は、最上町の禿岳です。

 

 その中からイタヤカエデの黄葉を拡大しました。

 

 中畑沢の稲荷神社の御神木のようなブナです。色づいています。

 

 その隣の枯れたブナです。7年前に「楢枯れ」の時に枯れました。普通、楢枯れはコナラ、ミズナラ、クヌギだと思っていましたが、同じブナ科の栗なども枯れました。

 

 キノコの種類を知りたくて拡大してみました。拡大してみたものの、そもそもキノコを知りません。若い時に登山の途中で見た「ツキヨタケ」と似ていましたので、ツキヨタケということにします。もしかしたら、ムキタケかもしれませんが、私の根拠のない判断で恐縮です。「動物的な勘」です。

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徳良湖での夕景

2020-10-20 19:16:19 | 自然

 畑沢で仕事を終えてから袖原での用事がありました。今年は頻繁に袖原での用事があります。私は袖原も好きな地区です。中学生時代から農作業の手伝いの合間に徳良湖へ行くのが楽しみでした。魚採りです。徳良湖には畑沢の千鳥川にいない魚がいます。メダカとオイカワです。既に小学生時代に千鳥川の魚は全て見たり捕まえたりしました。無いものねだりで徳良湖に憧れたのです。いい友達も袖原にいました。

 袖原での用事が終わった時、既に夕方近くになっていたのですが、今回は袖原から畑沢へ帰る必要がないので余裕がありました。ゆっくりと眺めてみました。徳良湖は水位が低下しています。9月9日に来たときよりもさらに低下して、湖底面が広がっています。3年に一回の水抜きの様です。すると鮮やかなオレンジ色が目に留まりました。セイダカアワダチソウです。御存知のように北米原産の厄介な外来種です。しかし、秋が深まると、山の紅葉が盛んになるまでは彩りがなくなるので、セイダカアワダチソウのオレンジ色が一際、際立ちます。にっくき外来種も徳良湖の風景を引き立てています。

 

 次は夕空です。西の空に「ヒツジ雲」が見えました。雲の名前は、後でネットを見ました。初めて知りました。

 

 瞬く間に雲の形が変わりました。雲の名はしりません。背炙り峠の夕焼けが懐かしくなりました。でも、峠はまだ通行禁止です。月末日までです。

 

 視線を空から畑に向けると、白い広がりがありました。まるで花畑の様ですが、大量のススキです。昔なら茅葺き屋根用に使えました。もしかしたら本当に茅葺きに使うために栽培しているのかもしれません。今は「萱」が貴重です。

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好き勝手なことをしてるなあ。取っちめてやりたいけど

2020-10-19 14:14:02 | 自然

 三週間ぶりの畑沢です。普通なら一週間の間隔だったのですが、二週続けて他の地区での用事があったので、畑沢へ行くことができませんでした。その間に畑沢ではとんでもないことが起こっていました。

 イノシシです。イノシシなら「とんでもないこと」とも言えない時代になっているのですが、その傍若無人な行動に拍車がかかっていました。イノシシは雑食です。田畑の作物を食い荒らすだけでなく、小動物も食します。どちらかと言うと、動物の方が好みなのかもしれません。

 下の写真はイノシシが田んぼのあぜ道を「耕して」いるかのように土を掻きまわした跡です。ここは私が大事に草刈りなどをして手入れしている場所です。掻きまわしながらミミズを食べ、土の塊を左右に押し除けていました。押し除けられた土は水路に落ちて流れを止めたために、写真手前では水が溢れそうになっています。掻きまわしかたが、「徹底的」にやっているようで「私に対する怨念」かとさえ思いたくなります。そっちがその気ならば、「こっちも黙っていないぞ」と言いたいのですが、一週間に一度しか帰っていないのでは何もできません。矢も鉄砲も罠もありません。仕方なく掻きまわされた土を元の所に戻して均してきました。

 ところで、ネット情報によりますと、イノシシはミミズだけでなくカエル、サワガニ、イモリ、ヘビ、死んだ獣なども食べるそうです。道理で水辺にイノシシが現れる訳です。

 

 イノシシのことに腹を立てていると、稲荷神社の方角から「コーン、コーン」と木づちで叩いているような音がしました。山で叩いている音となると、キツツキが木を掘っている音が考えられるのですが、キツツキなら「ココココココ」という短いリズムのドラミング音です。どうしてもキツツキとは思えないので、稲荷神社を大工さんが修理でもしているかもしれません。大工さんの仕事ならば一見する価値はあります。大工さんの仕事を見るのは大好きです。急いで稲荷神社まで登ったのですが、大工さんの姿がありません。樹上で鳥らしきものが、ギャーギャーと威嚇するような鳴き声を発しています。姿は見えません。しかし、しつこく探し回る私に観念したようで、いつの間にか鳴き声が消えました。

 あらためて、ゆっくりと神社の周りを見ると、穴が沢山、開いています。一番大きな穴は、入り口右の扉と柱の間です。大分、前から何回も穴があけられていたようで、何度も修理した跡が残っています。最後にネットをかけたようですが、破られています。

 

 今度はその下の穴です。

 

 神社の向かって左の外壁です。穴を塞いで後で、今度はその下に穴が開けられたのでネットで塞いでいます。

 

 神社の後ろの外壁です。ベニヤ板で何箇所も修理しています。

 

 下の写真は、上の写真の左です。

 

 神社左の軒天です。内側からの修理です。

 御覧のとおり、いつの間にか穴だらけになっていました。どのように修理するのが良いか分かりません。後日、もっと詳しく事情を聞いて、私の日曜大工の腕で修理を手伝いたいと思います。

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林崎から「背炙り峠」を恋うる

2020-10-04 15:41:16 | 近況報告

 令和2年10月3日、村山市の林崎に出かけました。林崎については先月のFootPathでもお世話になり、今年はいろいろとお世話になることがあります。林崎に行けば背中炙り峠が見えて、ついでに畑沢へも足を伸ばしたいのですが、通行止めが続いています。今年も11月末まで通れません。毎年のことですが残念です。

 仕方なく、林崎から峠の方向を眺めて畑沢への思いを募らせました。

 最初の一枚は蕎麦畑から畑沢の方向を撮りました。矢印で示しているのが、大平山です。背炙り峠はその左ですが、岩神山が遮っていました。

 

 少し撮影地点を右にずらしても撮りました。今度は峠が見えるはずですが、遠すぎてよく分かりません。正直に言いますと、峠を撮ろうとしたものではなくて、立っている6本の棒をアクセントにして構図を構えただけです。これらの棒は刈り取った稲を乾燥させるためのものです。しかしいまはコンバインで刈り取りますので、出番が少なくなっています。

 

 林崎での稲刈は、まだまだ続いています。最近、天気が良いので稲刈には最適です。

 

 先ほどの棒が使われている田んぼがありました。「杭掛け(くいがけ)」と言われていて、最近は極めて珍しいのですが、自然乾燥は米の味が良いので、特別に手間をかけているようです。

 新型コロナのために帰省できない子や孫に美味しい米を送ろうとしているのかもしれません。写真の奥に見えている山は楯山です。戦国時代の大きな城跡があります。その下に見える街路樹の列は国道1号線を示しています。

 

 杭掛けした稲を脱穀し、さらに藁を乾燥している風景です。一般的にはコンバインで刈り取り脱穀すると、藁は短く切断されてしまいます。しかし、藁を長いままで利用したい場合は、切断しないようにコンバインで脱穀します。その後、さらに乾燥している風景がこれです。これで何を作ろうとしているのか興味あるところです。

 

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