「コロニー5」・・・（907）

「コロニー5」THE COLONY
監督：ジェフ・レンフロー
出演：ローレンス・フィッシュバーン、ケヴィン・ゼガーズ、ビル・パクストン、アッティカス・ミッチェル、シャーロット・サリヴァン、他
2013年・カナダ・94分＜レンタル＞

＜STORY＞
協定を結んでいるコロニー5からのSOS信号を受け、救出に向かったコロニー7のメンバー3人は、そこで理性を失い、コロニーを壊滅に追い込んだ集団に襲撃される。彼らはやっとの思いで帰還を果たすが、後を追ってきた集団がコロニー7へ侵攻し、命懸けのバトルが始まる...

最近では特に話題にもならない「TSUTAYAだけ」（笑）の1本。
おそらく低予算だと思いますが、ローレンス・フィッシュバーンやビル・パクストンも主演級で出演しておりますので
それなりに引き締まった画面が観れるSFアクションです。

氷河期で文明が崩壊し、生き残った人たちはが地下空間「コロニー」で生活してる世界で
コロニー5からコロニー7へSOSがあり救助に向かうサスペンスが前半。
コロニーを襲っては人間を食料にしている、食人鬼グループとの攻防戦になるアクションが後半。

正直言って作品としては悪くは無いのですが、時間が短い割に「コロニー5で何が起こったか？」の前半が長いので
後半の攻防戦が割とあっさりした感じでした。
寒さから身を守るコロニーなので、もっとしっかりと密閉されてる空間かと思いきや
食人グループが割と簡単に内部に侵入してくるのが「立て篭り」好きの私としましては（笑）ちょっと物足りなかったです。
しかも後半のアクションに尺を割けないからなのか？予算の問題なのか？コロニー7の人間がめっちゃ弱いんですよね。
だから戦うというよりはひたすら逃げてる感が強いです。
時間も94分しかありませんので、もっと早い展開で立て篭り攻防戦に持って行っても良かったのではないかと思いますね。
コロニー5から生存者が命からがら逃げて来て、それを追っかけてきた食人グループとコロニー7の住人が攻防戦を繰り広げる、
くらいのアクションをメインに据えた感じがテンポ良く進んだんじゃないかな～

＜引っ越し＞
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「デス・マングローヴ ゾンビ沼」・・・（906）

「デス・マングローヴ　ゾンビ沼」MANGUE NEGRO
監督：ロドリゴ・アラガオ
出演：キカ・オリヴェイラ、ワルデラマ・ドス・サントス、リカルド・アラーリョ、キカ・オリヴェイラ、リカルド・アラーリョ、他
2008年・ブラジル・105分＜レンタル＞

＜STORY＞
ブラジルの極貧の村に暮らす住民たちは、泥沼から貝類を捕獲して生計を立てていたが、水質汚染の波が押し寄せ漁業は壊滅状態に。そんなある日、泥沼の中からゾンビが出現し...

ブラジル製ゾンビホラー。
タイトルとパッケージからどう考えても地雷だと思いましたが
「ブラジル製」という一点に望みをかけてみました。
残念ながら奇跡は起きませんでした（笑）

ゴミですね。
特撮のマズさを隠すためなのか？ほとんど夜のシーンで薄暗くて何が起きてるのかよくわかりません。
グロと言えば聞こえが良いですが、ただただ汚いだけです。
始まって20分で飽きましたね...よっぽど止めようかと思いましたが
スマホを触るついでに横目で観てました（笑）

”ブエノスアイレス、サンティアゴなど各国のホラー系映画祭で賞を受賞したソンビムービー”とありますが、本当でしょうかね～？
学生映画のレベルですよ。
こんなものをよく105分にしようと思ったよな～60分でも長いですよ。
とにかく”早く終われ！”と思いながら観てましたよ！
「呪」はまだ笑えるヒドさですが、今作は笑えないです。ただヒドいだけです。
”ゾンビ”と”オブ・ザ・デッド”に無条件に反応する方以外は観ないで下さい。

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「アウトロー」・・・（905）

「アウトロー」JACK REACHER
監督・脚本：クリストファー・マッカリー
出演：トム・クルーズ、ロザムンド・パイク、リチャード・ジェンキンス、デヴィッド・オイェロウォ、ベルナー・ヘルツォーク、ジェイ・コートニー、ロバート・デュヴァル、他
2012年・アメリカ・130分＜レンタル＞

＜STORY＞
白昼から一般市民が銃殺される事件が発生。容疑者を確保した警察の前に突然、軍で一目置かれていたという男、ジャック・リーチャーが現れる...


イギリスの作家リー・チャイルドの「ジャック・リーチャー」シリーズの9作目「ONE SHOT」の映画化作品。

まぁ良く出来たハードボイルド・アクションです。
ただ、それ以上でもそれ以下でも無いですね～
特に目新しいところも無いですし、ミステリー部分も予想を遥かに超えるようなことはありませんね。

主人公のジャック・リーチャーはwikiによると
「13年にわたって米陸軍憲兵隊で犯罪捜査官として働き、陸軍を除隊してからは流れ者となりアメリカ全土を放浪している」
「正義のためなら、手段を選ばず悪を罰する」
とあります。

今作では殺人事件の容疑者に呼ばれる形で現れ、弁護士に協力するということで犯人探しをすることになりますが
別に警察でも無く、何か捜査権限があるわけでも無いです。
法も証拠も関係無く自分の裁量で悪を罰するのは良いのですが、ちょっと説得力が無いと言うか
それなら弁護士と関わらない形で事件解決に動くような設定の方がまだ説得力あるかな～という感じはしました。

せめて2時間以内の作品であれば暇つぶしくらいにはおすすめできますが
2時間超の割には特に何かがあるような作品では無いですね。
原作は知りませんが、トム・クルーズもそんなに役にはまってる感じはしなかったですし、
セガール主演で100分くらいの作品にすれば良かったんじゃないですかね（笑）

宅配レンタル

拙ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

最近はよく宅配レンタルを利用してます。
ツタヤディスカスやDMM、ぽすれんなど色々使ってきましたが
現在は楽天レンタルに落ち着きました。

宅配レンタルの良いところは近所のレンタルに置いてないCD・DVDが数多くあるところですね～
そして楽天の場合はクーポンなどを上手く使えばかなり安く借りれます。
新作を借りたければ、正直言ってツタヤやゲオで借りたほうが安いし借りやすいですが
私の場合はなかなか観る暇が無く、観たい作品もいつの間にか旧作になってるぐらいなので（笑）
宅配レンタルはかなりお得です。

定額レンタルは新作を多く借りる方にはお得ですが、
実際新作は貸し出し中が多く、そんなに上手く借りたい新作が借りれるとは限りません。
私はスポットレンタルという個別のレンタルで借りています。
送料が別になっているので値段的には割高ですが
自動的に送られてくる定額と違って、自分の借りたい時に借りれますし
旧作しか借りませんので近所のレンタルで借りるより安いです。

具体的に一番最近借りたもので言うと、DVD旧作17枚+CD旧作3枚で
定価だと旧作1枚50円なのでレンタル料金が20枚で1,000円と送料が1,000円で合計2,000円（税込み）ですが
クーポン使用でDVD15枚分が無料、さらに旧作料金半額で20枚借りて1,125円（税込み）でした。
一枚約57円（税込み）で、近所で最安のゲオでも旧作86円（税込み）ですのでかなり安いです。

宅配レンタルは大体クレジットカード決済なので、その辺に抵抗ある方もいるかもしれませんが
そこさえクリアすれば非常に便利で安価なのでおすすめです。
あと、送料の分があるので20枚借りないとお得にならないのですが
例えば楽天だと発送から返却までで10泊11日なので手元に置けるのは実質6～7日ほどです。
まぁ○○○しないと期日までに返せないですね...DVD○○○の出来るPCは必須です（笑）

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「デビルズ・フォレスト～悪魔の棲む森～」・・・（904）

「デビルズ・フォレスト～悪魔の棲む森～」THE BARRENS
監督・脚本：ダーレン・リン・バウズマン
出演：スティーブン・モイヤー、ミア・カーシュナー、ショーン・アシュモア、エリック・ヌードセン、アシーナ・カーカニス、他
2012年・アメリカ・94分＜レンタル＞

＜STORY＞
思春期の娘との関係に悩む父リチャードは、家族の絆を取り戻すべく、ニュージャージーの森へキャンプに訪れる。
ところがそこは、伝説の悪魔ジャージー・デビルが潜むと言われる忌まわしい森だった...

「ソウ」シリーズのダーレン・リン・バウズマン監督作品。
今作はニュージャージー州一帯で古くから報告されているUMA（未確認生物）「ジャージー・デビル」と
それにまつわる「”リーズ家の母親”の伝説」が基になっているようです。（詳しくはwikiをご覧ください）

う～ん...これもネタバレになるから何も書けない系ですね～
ちょっと微妙なとこですが、いわゆるモンスターホラーでは無いと思います。
少なくともDVDパッケージに描かれてる恐竜のような生物は出てきません（笑）
まぁ”狂気か？現実か？”みたいなところを狙った作品だと思います。
そんなに悪く無い作品だとは思うのですが、とにかくテンポが悪いんです。
編集が悪いのかな～...94分の作品にもかかわらず、長く感じます。

とりあえず「ダーレン・リン・バウズマン」「ホラー」で気になった方は観てみてはいかがでしょうか？

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「RETURN」・・・（903）

「RETURN」RETURN
監督・脚本：原田眞人
出演：椎名桔平、水川あさみ、山本裕典、キムラ緑子、山路和弘、高嶋政宏、土屋アンナ、でんでん、他
2013年・日本・105分＜レンタル＞

＜STORY＞
暴力団幹部を殺害しアルゼンチンに逃亡していた北原は、ある悪徳日本人実業家の暗殺を強いられ、身の危険を覚悟で10年ぶりに日本へ帰国。殺された兄弟への敵討ちに燃える凶暴な3姉妹＝御殿川シスターズと闇組織の2つの勢力を相手に、三つ巴の死闘を繰り広げる...

名作「KAMIKAZE TAXI」の原田眞人監督作品。
観るまで知らなかったのですが、スマホ向けのオリジナルドラマとして制作された全8話（1話約14分）の配信ドラマなんですね。
だからなのかはわかりませんが、スマホのサイズで観て丁度良いくらいの薄っぺらい作品でした（笑）
原田眞人作品は「KAMIKAZE TAXI」と木村一八主演の「タフ」シリーズくらいしか観てませんが
独特の乾いた雰囲気で、良いバイオレンス映画を撮る監督だと思ってました。
が、今作はどこまでが真剣でどこまでがギャグなのかよくわかりませんし
あまりにも荒唐無稽すぎる割にシリアスなところはシリアスだし、観ててクラクラしました（笑）

ストーリー的には「KAMIKAZE TAXI」のセルフリメイクみたいな感じで凄く期待したのですが
最後の最後までなんともふわふわした掴みどころのない作品でしたね。
椎名桔平演じる北原と悪徳実業家のハサドとのエピソードは結構良かったのですが
暴力団・御殿川組との絡みはギャグなのか何なのか、とにかくいらないエピソードです。

基本的な部分は悪くないので、全編シリアスで撮り直して欲しいなぁ～

＜引っ越し＞
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「最強ゾンビ・ハンター」・・・（902）

「最強ゾンビ・ハンター」ZONBIE HUNTER
監督：ケヴィン・キング
出演：マーティン・コッピング、ダニー・トレホ、クレア・ニーダープルーム、ジェイド・レギアー、ジェイソン・ウィクソム、他
2013年・アメリカ・93分＜レンタル＞

＜STORY＞
謎の新型ドラッグの流行により、人類の大半が人肉を喰らうゾンビと化した。荒れ果てた世界の中で、「ハンター」と名乗るひとりの男がゾンビたちを殺しまくる。やがてハンターは、イエズス神父ら6人の生き残りたちに出会う。ゾンビのいない楽園を目指す彼らに、大量のゾンビや進化したゾンビ、狂気のチェーンソー男が襲いかかる...

『マッドマックス」にゾンビものを絡めて、さらに「バイオハザード」も入れてみた感じの（笑）
ちょっとロバート・ロドリゲスあたりに通じるようなポップ感覚のゾンビホラー。

新種のドラッグによって人間がゾンビ化、一年後の世界で生き残った人々のサバイバルを描くという
基本プロットは割とマトモなゾンビものの王道ですね。
見始めてから10分くらいはどうなることかと思いつつ観てましたが、意外に悪く無かったです。
ダニー・トレホはまるで主役のようにパッケージに写ってますが、ほぼカメオ出演です（笑）
ただ、役柄としてはなかなか美味しい役で短い出演時間ですが良い感じでしたね。

難点としましては、脚本が悪いです...致命的ですね（笑）
ここに書ききれないぐらいツッコミどころ満載です。
ただ、スタッフ・キャストの名前を見てもダニー・トレホ以外は「お前誰やねん？」レベルの人ばかりで
そういう意味ではハナっからB級・C級レベルのホラーであると割り切って観ればそんなに悪く無い作品です。

映像が結構グチャグチャな感じのグロ系ですが、その辺が大丈夫なら結構オススメです！

「ルームメイト」・・・（901）

「ルームメイト」RoomMate
監督・脚本：古澤健
出演：北川景子、深田恭子、高良健吾、尾上寛之、大塚千弘、筒井真理子、螢雪次朗、田口トモロヲ、他
2013年・日本・110分＜レンタル＞

＜STORY＞
派遣社員として働く萩尾春海は、交通事故に遭い入院した病院で、看護師の西村麗子と出会う。患者と看護師として知り合った2人だが意気投合し、春海の退院をきっかけに麗子がルームシェアを提案。2人は一緒に暮らしはじめる。順調な共同生活を送っていたある日、春海は麗子の奇妙な言動を目撃し、それ以降、周囲で不可解な事件が続発。ついには殺人事件まで起こってしまう...

昔、ブリジット・フォンダとジェニファー・ジェイソン・リー主演の同名作品がありましたので
まぁその辺の亜流かな～と思っていたのですが、原作があるんですね。今邑彩の同名小説の映画化とのこと。
残念ながら原作は未読ですが、予告編を見てちょっと興味があったので観てみました。

話はよくある感じで、ルームシェアした相手がだんだん本性を現す、というサイコサスペンス。
が、今作は一捻りしてあります。
何か書くとネタバレになりますので、まったく何も書けないんですけど...（笑）

原作とは全然別ものらしいですが、さすがに原作があるだけあって話はなかなか興味深いです。
”多分こーだろうな～”と思っていたオチよりさらにひねってありました。

ただ、主演の二人（深田・北川）の演技がヒドいです。
特にどんどん狂気に走って行く深田恭子がヒドいです。
監督の力量もあるんでしょうけど、サスペンスなのにドキドキハラハラする感じがありません。
まぁキャスティングも色んな政治力が働いたんだとは思いますが...（笑）
人気アイドルを主役にしたりベストセラーを映画化したり「看板」のキャッチーさだけでしか勝負出来ない、「中身」で客を呼べない、日本映画の悪い所が出てますよね。
監督・キャストが違えば、もっと面白い作品になったと思いますよ。

「白ゆき姫殺人事件・・・（900）

「白ゆき姫殺人事件」白ゆき姫殺人事件
監督：中村義洋
原作：湊かなえ
出演：井上真央、 綾野剛、 蓮佛美沙子、 菜々緒、 貫地谷しほり、他
2014年・日本・126分＜レンタル＞

＜STORY＞
美人OL惨殺事件をめぐり、地味なOL・城野美姫に疑惑の目が向けられる。TV番組のディレクター・赤星雄治は彼女の足取りを追い掛けるのだが...

湊かなえの同名原作を「アヒルと鴨のコインロッカー」「ゴールデンスランバー」の中村義洋が映画化。
だいぶ前に観たのですが、ブログに書くの忘れてました（笑）
ちょい長いですが、暇つぶし程度ならまぁ普通に楽しんで観れます。
ただ「ネット炎上」みたいなところがクローズアップされてまして、ミステリーとしてはあっさりしてますね。
正直に言うとテレビの2時間ドラマで良かったと思いますね～

ありがとうございました

拙ブログをご覧いただき、ありがとうございます。
以前から告知させていただいておりましたがブログを引っ越しします。
次で900本目になりますのでこのタイミングで移ろうと思います。
ちなみに引っ越しの原因はPC故障とパスワード忘れです（笑）
せっかく10年も続けてきましたので、タイトルは同じく「家庭内映画館」で続けようと思います。
アドレスはこちらです→家庭内映画館
リンクさせていただいてる方、コメント・TBいただいてる方にはまた改めてご挨拶させていただきます。
あと、書き溜めた記事がありますのでしばらくは同じ記事で両ブログ共更新していく予定です。
今後ともよろしくお願いします！