おねえちゃんの独り言

「おねえちゃんの独り言」のブログ版
(・・・って、そのまんまだけど)

すっげームカつく・その2

2008-05-22 16:33:30 | Weblog
 ムカつくことは大抵立て続けにやってくる。不運(?)は続くものなのである。

 この2〜3年、車のオイル交換には少し離れた場所にある日系の業者を利用していた。意外にも自動車整備業者は米系より日系のほうが安かったりするのだが、ここもオイル(+エレメント)交換15ドルぽっきり、消費税・廃オイル処理代不要、という、米系ではあり得ない、「ホントに儲け出てる?!」と心配になるような格安価格でオイル交換をしてくれる。近くに大きな日系のスーパーや書店があり、待ち時間も楽につぶせる。
 しかし半年ほど前から、日本車以外は15ドルにオイルエレメント代が追加されるようになってしまった(それでも合計21ドルだからゲキ安なんだけどね)。加えてここ最近のガソリン代の高騰である。その整備業者の近所についでがあればまだしも、わざわざオイル交換のためだけに30分近く車を走らせるのは馬鹿馬鹿しい。
 それでは、と、以前何回か利用したことのある、比較的良心的な近所の業者に持って行こうかと思った。しかしなんとなく魔が差して(?)、PEPBOYSというオートパーツのチェーン店(日本のオートバックスやオートテックのような店)に持って行ってしまった。これが運の尽きだった・・・
 火曜の昼下がりのPEPBOYSは大して混んでいる様子もない。オイル交換は15〜30分で終わると言うので、店内の待合室で待つことにした。しかし1時間経っても呼ばれやしない・・・。短時間だと思ったからクソ寒い冷房に耐えていたのに、その時点ですでにかなりイライラ。1時間半ほど経ってようやくサービスカウンターに呼ばれ、「これを持ってレジで金を払って鍵を受け取れ」と書類を渡される。
 この後の用事もあるし、とっとと車を受け取って店を出ようとレジに行ったところ、ナント! システムがダウンしていてクレジットカードが使えないなどとぬかしやがった!!!
 日本にいる人は、「たかが40ドル程度のオイル交換代、現金で払えないのか?!」と思うかもしれない。しかしアメリカにいると本当に現金を持ち歩かないものなのである。持ち歩くと危ないということもあるし、持ち歩く必要がないということもある。なにしろアメリカでは1ドル2ドルの支払いにクレジットカードを使っている人だってしょっちゅう見かける。最近では支払いに銀行のキャッシュカード(正確にはデビットカード)を使える店も増えている。いい大人の財布の中に現金が5ドルしかないなんてことも珍しくないのである。
 というわけで、まさかクレジットカードが使えないなんて夢にも思っていなかった私は、オイル交換代の現金がなかった・・・
 普段はクレジットカードが有効かどうかその場で認証するシステムを使っているんだろうけど、こういう時のために昔ながらの手動のクレジットカードスリップ機(正式名称をしらないが、カードをセットした上に3枚複写の横長の伝票を重ねてハンドルをガシャリとスライドさせる、アレ)とか用意してないのかよ?!
 もちろん店員は迷惑をかけた客に対してゴメンの一言もないどころか、「システムダウンでこっちもいい迷惑」という態度がアリアリ、普段以上に無愛想。延髄斬り喰らわしたろか?! ったく・・・
 システムの復旧は、「5〜10分後かもしれないし、5〜10時間後かもしれない」などと悪びれもせずにぬかしやがる。誰がこんなところでいつともしれないシステムの復旧を待ってられるか! 仕方がないので車は翌日取りに来ることにして、歩いて帰ることにする。もちろん、夜は車を建物内に移動するように念を押したさ!
 さんざん時間を浪費し、オイル交換の後に寄りたかった場所にも寄れず、ムカつきながら家に帰った私。万が一、翌日もシステムが復旧していなかった場合に備えて夫の手持ちの現金を借りたところ、オイル交換代に足りる額にはなった。そこで、PEPBOYSにとんぼ返りして現金で払って車を持って来てしまおうかとさんざん迷ったのだが、面倒くささが先に立ってしまい、ついに行かなかった。これがまた大きな敗因・・・
 その夜は、なんかこう胸騒ぎがするというのか嫌な予感がするというのか、車のことが気になって気になって仕方がなかった。単にムカついているというだけではなく、言いようのない不安からくるイライラで、夫が対応に困るほど不機嫌だった(だから現金が揃った時点でとっとと車を取りに行ってたら良かったんだよ、まったく!!!)。
 翌日はとにかく早く車を取りに行きたくて、いつになく朝早くからてきぱきと行動。10時頃にはPEPBOYSに到着し、とっとと支払いを済ませて鍵を受け取り、駐車場に停めてある自分の車へ。そして、我が目を疑った・・・
(長くなったので、続きは次回に)

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