おねえちゃんの独り言

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(・・・って、そのまんまだけど)

夏時間なんてなくなればいい!

2012-11-05 23:11:03 | Weblog
 多くの人がご存じだと思うが、欧米には夏時間というアホなシステムが存在する。夏の間、時計を1時間ずらして日が暮れる時間を遅くするというシステムで、そんなことしたって省エネになんかなるわけないのだが、一応そういう大義名分がついているシステムである。
 一般に「夏時間」「summer time」と呼ばれているが(正式には「Daylight Saving Time」)、これがちっとも「夏」に限らない。以前は4月最初の週末から10月最後の週末までが夏時間で、これでも1年の半分以上が「夏時間」だったわけだが、数年前から3月中に夏時間が始まるようになり、終わりも11月頭まで延びた。こうなるともう1年のほぼ3分の2が夏時間である。例えば日本とアメリカ西海岸では、一般的に時差17時間と言われるが、実際には時差16時間である夏時間の期間のほうが圧倒的に長いわけである。どっちが正式な時間帯なんだか、分かったもんじゃない。
 そもそも夏の夕方を有効に使いたいのであれば、各企業が勝手に就業時間をずらしたり、娯楽施設が勝手に営業時間を延長すればいいだけの話だ。どうしてまた、生活の大本の基盤である時間自体を変えなければいけないのか、まったくもって理解不能だ。
 大体、クソ面倒くさいんだよ! 1年に2回も、家中の時計を合わせ直さなくてはならない。最近じゃ家電にだって時計がついてるし、やっとすべて合わせ終わったと思って車に乗ったら、車の時計が元のままだったりして、本当に最悪である。おまけに前述の数年前の変更のお陰で、うちの古いハードディスクレコーダーは4月最初の週末と10月最後の週末に勝手に内蔵時計が変わってしまうため、手動で正しい時間に合わせ直さなければならない。つまり1年に4回も直さなければならないのだ。まったくもって腹が立つ。
 何より健康に悪い! 人間、毎日少しずつ日の出日の入りが変わることで毎日ほぼ同じ時間に寝たり起きたりできているのに、ある日突然、日の出が1時間ずれるのだ。春はまだいい。最悪のなのが秋の変更だ。ある日突然、1時間も早く明るくなって、それまで通りの時間まで寝ていられるわけがない。夏時間と通常時間の切り替えが引き起こす睡眠障害は多く報告されているのに、どうして政治家などのシステムを変えうる立場にある人たちが誰も問題にしないのか。
 最悪なのは、子どもである!(←これが言いたかった!!!)大人でも完全には対応しきれないもの、小さな子どもに対応できるわけがない。夏時間が終わった途端、異様に朝早く目覚めたり、夜もいつものタイミングを逃して寝付きが悪かったりで、寝不足である。今年も11月3日で夏時間が終わったが、子どもが通っている習い事で5日の夕方に会った子たちは皆、眠そうにしていた。こんな体に悪いシステム、本当に止めてほしい。
 お願いだから誰か、こんなアホなシステム、即刻中止してくれ!(夏時間を導入していない州、例えばハワイなどに引っ越せってか・・・)
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