（本文とは関係ありません）
ここのところ毎年、大晦日は紅白歌合戦（以下、紅白）を見ている。紅白は世界各地で放送されているようで、アメリカでもニューヨークやロサンゼルスなどの大都市では地上波で放送されてきた。「テレビ・ジャパン」などの有料チャンネルと契約しなくても、去年までは誰でもアンテナで視聴できた。
ロサンゼルスでは「Japan Hollywood Network（以下、JHN）」という日本語放送局が放送してきた。普段は平日の朝７～８時に日本のニュース番組を流したり、週末に２時間ほど日本のドラマやバラエティを放送している。自前のチャンネルを持っているわけではなく、他の放送局とチャンネルを共有しているので、同じチャンネルでも時間帯によって日本語放送だったりスペイン語放送だったり韓国語や中国語だったりもする（そういう、無料でアンテナ受信できる「インターナショナル共用チャンネル」が複数存在する）。
でもって年末年始は特別プログラムで、普段より日本語放送の枠が拡大される。この辺は同じチャンネルを共用している他の放送局との兼ね合いになるのだろう。数年前まで紅白は大晦日の夕方から、まるで日本にいるかのような時間帯に放送されてきたのだが、一昨年からだったか、昼過ぎからの放送になってしまった。チャンネルを共用する他の放送局との競争に敗れ（？）JHNは大晦日のゴールデン帯を奪われてしまったようだ。それでもまあ、例え明るいうちでも、大晦日に紅白を見られるだけ有り難かった。日本にずっと住んでいたらどうでも良かったかもしれないし、若い頃には紅白なんぞに興味がなかったところ、年取ってきたから（例え日本に住んでいたとしても）見たいのかもしれないし、近年はとにかく大晦日はやっぱり紅白を見たいのである。そうしないと、年越しの気分が出ない・・・。
＃ところが！！！
昨日見たロサンゼルスで無料配布されている日本語雑誌によると、JHNは大晦日の午後、「ミュージックステーション ウルトラSUPER LIVE2022」なる番組を放送するとのこと。これ、どう考えても紅白の代替番組である。さっそくJHNのウェブサイトにアクセスして調べたが、やはり放送予定に紅白のコの字もない。
なんで？ どうして？ これまで広く世界中に多くの人が見られるような形で紅白を提供してきたNHKだったはずなのに、今年はどうしてLAローカルの日本語放送局に配信してくれなくなっちゃったの？？？ 世界の他の地域でも同様なの？？？ 急にセコくなったか、NHK？！
紅白見ないと、大晦日の気分が出ないじゃ～ん！！！
うぅ～む、さすがにTVerでは紅白配信しないだろうしなあ。NHKオンデマンドだと例年、元旦の昼前後から配信するようだけど、時差があるからこちらでは大晦日の夕方にうまく見られるだろうか・・・？ 紅白は大晦日に見ないと、何の意味もないからねぇ。
対策を検討せねば・・・。
