おねえちゃんの独り言

「おねえちゃんの独り言」のブログ版
(・・・って、そのまんまだけど)

マリアビートル

2020-02-28 13:33:15 | Weblog

臨月ですっかりお腹が大きくなり、ここ1週間ほど産むか産むかとヤキモキしているのになかなか産まない、モルモットのアルト(本文とは関係ありません)

 今週、図書館で借りた「マリアビートル」を読んだ。伊坂幸太郎の本は一時期まとめて何冊か読んだのだが、どれも何となく似通った感じで少し飽きてしまい、しばらく読まなかった。久しぶりにLA郡図書館(のウェブサイト)で伊坂幸太郎の本を検索してみたら、図書館の蔵書の中では「マリアビートル」をまだ読んでいないことに気付いて借りてみたのだが、これがまた実に面白かった。伊坂幸太郎の筆致が久しぶりだから新鮮なのか、本当に他の作品より(私にとって)面白いのか、何にしても非常に楽しめた。借りて良かった♪
 読後、伊坂幸太郎の著作はいくつか映画化されているので、もしや「マリアビートル」も映画化されていないかと調べてみたのだが、残念ながら映画にはなっていなかった。まあ、考えようによっては、この魅力的な登場人物たちを自分なりに勝手に「キャスティング」できるのだから、映画化されてなくてある意味ラッキーか?
 というわけで、勝手なキャスティング。
 まずは主役と同じかそれ以上に魅力的に思えた「蜜柑と檸檬」から。細身の長身でそれなりの(殺し屋の)キャリアがあって格好良くてインテリ、ということで、「蜜柑」は斎藤工で決定。相棒の「檸檬」は、背格好や顔が「蜜柑」に似ていて双子だとよく勘違いされるということで、ディーン・フジオカでどうだ?! 少し身長は低いけど、髪型や服装でそこそこ似た雰囲気になるでしょ。
 主役の「天道虫」は、「蜜柑と檸檬」より少し若い殺し屋ということで、福士蒼汰と思ったのだが、イケメン過ぎというか、明る過ぎる。とにかく運に見放された男の役なので、片寄涼太あたりかなぁ。いや、やっぱり(実年齢は合っているのだが)見かけが若すぎるか。んじゃぁ、鈴木伸之。黒縁眼鏡かけて猫背にしたら不運な情けない男に見えるし、でもいざとなるとゲキ強いということで、鈴木伸之にしよう。
 お次は「グラスホッパー」にも出てくる「鈴木」。「グラスホッパー」は映画化されていて、鈴木役は生田斗真が演じているようなのだが、なんかちょっとイメージ合わないなぁ。もちっとくたびれた感じで、萩原聖人なんかどうだろう。
 アル中の「木村」は和田正人で決まり! 「真利亜」はやっぱ、土屋アンナだな。
「王子」は、さすがに中学生の役者はすぐには思いつかないのだが、顔が志尊淳レベルじゃないとダメだな。ってか、どうせ想像上の話なんだから、中学生の頃の志尊淳という強引な配役で・・・
 車内販売の「スズメバチ」は菜々緒、車掌の「スズメバチ」は水上剣星、「狼」は木村祐一。
 そしてそして、陰の主役、木村夫妻(アル中木村の両親)。いろいろと候補は思い浮かぶのだが、60過ぎという年齢を考えて妻は原田美枝子。じゃ、夫はそのまま石橋凌でもいいかな? あるいは、かたせ梨乃と世良公則の組み合わせもいいかも。
 いやぁ~、なんか楽しいなぁ。小説読んで楽しんで、その後もあれこれ妄想を巡らせて楽しめる。二度おいしい小説、もう一回読んじゃおうかな~

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