脱あしたのジョー

MTオリーブフィットネスボクシングクラブのブログ

Sein und Zeit

2020-09-20 | Weblog
ジムに入る前は体温をチェックします。37度以上はジムでトレーニングできません。入ったらアルコールで手と指先を消毒してください。ジムではガイドラインを参考に行動してください。また水分補給は十分におこなってください。

gimjiって何のことかわかるだろうか?これは日本語で言うところのキムチの英語表記だ。実際gimjiと表記する人は少数だが、このほかkimchi kimjiなどの表記の仕方がある。なぜそういう表記になるのかと言うとㄱ(キヨ)とㅈ(チウ)をどう発音するかと言う話、日本人のほとんどはキヨをk、チウをchの音で発音するが、しかし人によってはキヨがgになったり、チウがjになったりする。たぶんkimjiで検索したらザーッとキムチが出てくると思うが、おそらくこういう表記の違いは韓国人がいろいろな国に仕事や留学などで行くようになって英語表記で韓国語をあらわす機会が多くなってから現れるようになったと思う。

よく自分の過去のことを自慢する人間がいる、誰も知らない過去のことを針小棒大に語ってマウントをとるために自慢するのだろうが、しかし時間は我々の前を流れている、決して時間は過去に向かって流れていない、過去を自慢する人間は今を語ることができない、今の自分が何もないとわかっているからだ、だから昔のことを未練たらしく語るのだろうが、もう何年も前から言っているがうちのジムでは誰かの過去の賞状やメダルやボクサーとかボクシングのポスターなど一切貼っていない、そういった過去は問題にしない、なぜならこれからここに来てトレーニングする時間はここに来てくれている人たちが経験するもので、主役はここの会員の人たちひとりびとりであるからだ。
ハイデガーは「人間だけが時間の感覚を持ち、そしてやがて時間には終わりがあるということを知っている」と言っているが、時間は我々の前に向かって流れている、ネガティブに聞こえるかもしれないが、我々は一歩一歩その終わりに向かって歩んでいるのだ、だからその時間は貴重であり、その貴重な時間をつかってここを選んで来てくれているのだから、ここに来た時は本当にひとりびとりが貴重な経験をして有意義に時間を有効的に使ってほしいというのが私の願いである。よく今を大事にと言うが、今を大事にすると言うことは我々が今一歩一歩終わりに向かって歩んでいるということと無関係ではなく、人間はその終わりを意識するからこそ今を精一杯生きることができるのだと思う。

私は永遠に生きることはたまらなく退屈だと思っている、我々は永遠ではない、時間には限りがあるのだと言うことを知っているからこそ思い切り生きることができる、それは人間的な挑戦だ。


この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 哲学しよう | トップ | そこが大事だ »
最新の画像もっと見る

Weblog」カテゴリの最新記事