格闘技をやっている人間は目立ちたがり屋が多い。個性とか言っているが時には人の害になるような目立ちたがり屋なんて言うのもいて、そういう人間がクラブに集まると一般のまじめに生きている人たちが非常に迷惑である。ここでは競技者優先にしないと言うのはアウトローくさい奴はもちろんのこと目立ちたがり屋が集まらないようにするためである。しかしそういうと競技者すべてがそうかというとそうではないと言う人もいるだろうが、根本的にはただ試合に出るとか出ないとかという単純なことで差をつけるよりもその人間がどういう人かと言うことを見ると言うことである。格闘技のグッズと言うのはどちらかというとアウトロー的で私から見たら威嚇に近い、そういうファッションをしたような奴らがジムに多数いたら女性や一般の社会人は落ち着いてトレーニングなどできない、むしろこういうアウトローや目立ちたがり屋の存在はここでは邪魔であるといってもいいだろう。いくらスポーツができてもバカだと意味がない、目立ちたがり屋でナルシストの奴がちょっとでも大会に出て人よりも違うことをしたらつけあがって武勇伝を語る。こういう輩は根本的にはどうしたら自分がかっこよく思われるかと言うことばかり考えているのだが、しかし肝心の学力がひくいので言うことはマンガのセリフのようなことか小学校で教えられるような道徳のスポーツ版だ、そう言う言葉を素晴らしいと思っているからたちがわるい、考えてみたらわかると思うが本を読まない新聞も読まない、マンガしか読まないと言うような人間の考え方などあさはかにすぎない、こういう話をそこそこ賢い人間がまともに聞くはずはない。きつい言葉だがいくら目立ったり漫画のセリフのようなかっこいいともいえるような言葉を語ってもバカだとどこかでぼろが出る、見る人から見たら何をバカなことを言っているんだろうと思われるだけだ。社会ではたいしたことがないので認めてもらうために刑務所仲間をたよるようにジムに来てエラそうにふるまうような奴らが幅をきかすようなクラブには絶対にしたくない、ここではボクシングの実績なんてSo what ?ケンカの自慢などしたら威嚇とみなす、それよりも英検1級とか海外留学経験があるとか自分はこういう研究をしていたとか言う方が興味を持たれるし、アドバンテージがとれる、少なくとも私は勉強をほったらかしにしてただそれだけをやってきたような人間を評価することなんて永久にない。
だいぶ前にちょっと素行のわるそうな奴が自分の先輩のことをあの人はすごいと言っていた。「でどこがすごいんだ」と聞くとみんな知っているとか言う、私はその時「バカで有名なのか」と聞きたかったが、たぶんこいつらの狭い世界でケンカが強くて少々社交的だからそういうと思うのだが、しかしみんなというのは小さい世界のしかもカッコつきの人間、いわゆる一般的には評価されない輩である。こういう価値観にあわせるのは思いっきりだるい。