脱あしたのジョー

MTオリーブフィットネスボクシングクラブのブログ

子供にさせたくないスポーツ

2012-10-31 | Weblog
最近うちの子供がテコンドーに興味を持ち始めた。華やかなけり技がかっこいいらしく、自分もやってみたいそうである。
韓国の武術に興味を持ったのはうれしいが、しかし正直少し複雑だが多少のためらいはある。
そのテコンドーであるが、近くに外国人たちが開いているサークルがある。
塾もあるのでそんなに頻繁に行くことはできない。ここだと練習も週1回ぐらいでも通えるので、行きたいと言うならばここにしようと思っているが、テコンドーは少しでも朝鮮文化を理解するにはいいスポーツで、彼のおじいさんは韓国人なので多少は、自分たちの文化と言うものを理解してもらいたいと思っているから、テコンドーを習うのはいい機会である。

しかしボクシングはどうかというと、はっきりいってブログでも伝えたが、日本のアマチュアボクシングは子供にさせたくないスポーツである。こういう小さい世界に順応してしまうと、将来社会に出て時にディスアドヴァンテージになるからである。日本人はスポーツをさせることはいいことだ、子供がいいと思ったらどんなスポーツでもさせてやるのが、いいことだと思っているが、ところがどっこいスポーツと言うのも一つの小さな社会であるから、やらせるスポーツや指導する人間を間違えると、子供に与える影響は大である。そういう意味では、アマチュアボクシングは議会の持ち方、独占販売のことも含めて、大学レヴェルで人間を形成していく上でのセンスを磨くことはできないと考えている。
まあ前回も言ったが自分たちでヘッドギアを規定して、それを独占販売させておきながら、結局ルールをかえて前年度のヘッドギアをつかうことを余儀なくさせたが、こういうバカ丸出しの失態は企業だったらこいつら全員即刻クビ、誰もついてはこない。
こういう軍団が牛耳っているようなクラブに子供を所属させると言うことに対してかなりの不安はある。

私はクラブやスポーツを選ぶことを留学にたとえて考えているが、スポーツと言うのもいろいろとカラーがあってそこでいろいろな人間とかかわっていくのだから、それはスポーツを通しての人間形成の場でもあると考えている。
そしてその人間形成の場としてとらえた時に、誰が北朝鮮のような専制政治が行われているような、小さな社会に子供をおくりだすであろうか?そういう意味ではアマチュアボクシングというのはこの前にブログであげたように、北朝鮮なみのメンタリティで狭い価値観の世界で、こういうところに子供がどっぷりつかることに対してかなりの懸念がある。

まあこれは私の意見であるが、この世界にどっぷりつかった人間と言うのは素直ではきはきしている。
第一印象では素直であいさつはするので、非常に礼儀正しいというような好印象をうける。
しかしそれははっきり言って素直なだけ、アマチュアボクシングは何々するなという禁止事項が多く、おまけに審判に対する印象をよくしろとか常にくだらない権力を意識して競技しなくてはいけないので、こういうところにどっぷりつかると、そういう素直だけが取り柄な人間になってしまうと思っている。
これも偏見かもしれないが、この世界にどっぷりつかった人間で企業につとめてばりばり実績を積んでいる人間の話をあまり、聞いたことがない、はっきり言ってこういう環境で、ロジカルに物事を考えて、自己主張などできる人間なんかそだつはずはない。
おそらく頭をふる活用してロジカルに物事を考えていく能力や英語力が求められる時代で、実際toeicも500点なんか話にならない厳しい世界では自分たちは話にならないとわかっているのだろう、スポーツをする人間は賢いなどと根拠のないような負け惜しみを言って安心するよりも英語を話したり、ロジカルに考える、それはスポーツをしているからこそ、そうならなくてはいけないと言う考えや方針をうちたててこれからのスポーツを考えて行ったらいいと思う。
まさにサッカーなどはそういう方向にむかっていると思うが、プロ選手にすべての人間がなるわけではないのだから、そういう方向に向かっていくことがアマチュアとしてのスポーツの価値を高めるのだと思う。

勉強もしないでアマチュアボクシングばかりやってはだめだ。最近のアマチュアボクシングは力強さがない。
おそらく他にスポーツをやっている人間で、力の強い人間ならば、けんかならば逆にたたきのめされてしまうのではないかと言うぐらい、力強さに欠ける。勉強もできないような奴が、ボクシングをやっていてケンカも弱いと言うことはなさけなさに輪をかけたぐらいなさけない。
ボクシングと言うマイナースポーツしかとりえのないような人間になってはいけない。こんなものは一般的に世の中では通用しない。
「鉄は熱いうちにうて」ということわざがあるが「ボクサーはたたかれる前に頭をみがけ」である。


 



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