脱あしたのジョー

MTオリーブフィットネスボクシングクラブのブログ

オリーヴ宣言

2009-09-29 | Weblog
英語に「Declaration」という言葉がある。
これは日本語で「宣言」と言う言葉である。
日本人にとってこの言葉は、あまり馴染みのない言葉であるが、けれども政治や宗教に関心の高い欧米人にとっては実に馴染みのある言葉である。
この宣言と言う言葉、英語の辞書にこう記されている。
「a statement strongly expressing an idea or belief(of)」
すなわち宣言とは、その団体や宗教の考えや信念をはっきりと主張している声明文であり、しばしば独立宣言などにみられるように、それは欧米のの政治や宗教を牽引してきた歴史がある。
ボクシングクラブも団体である。だからこのクラブが何を考え、会員の人たちに、何を約束(提供)するかということを宣言することは、非常に大事なことで、そのことをはっきりしなくてはならないと思っている。
おおげさかもしれないがスポーツ団体と言うところは、いろいろな意味で影響を受けやすい場所であり、練習生に社会人が多くなった今日、そのレヴェルが問われる時代である。
レヴェルと言う言い方は失礼かもしれないが、しかし今日多くの社会人がボクシングクラブに来ている。だから中高生のクラブの延長ではなく、社会人のセンスや常識に合わせて、集団のレヴェルをもう少しあげる必要があるのではないだろうか。
そういう意味で自分たちのクラブが、何を考え、どういう取り組みで練習し、何を約束できるかということを宣言することは重要である。
特に何を約束、提供できるかと言うことによって自分たちは、小学生から社会人の立場に立ってものごとを考え、はかることができるからである。
ちなみに自分たちの宣言は充実感と平等である。
ここに来たひとりびとりが、このボクシングと言う競技を通して、充実感をもってもらえることを目指し、ひとりびとりを平等にあつかい、配慮するということである。



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