脱あしたのジョー

MTオリーブフィットネスボクシングクラブのブログ

Bonjour!

2010-08-30 | Weblog
今週の土曜日2時30分より、小学生を対象としたオリーヴの国際交流がはじまる。
今回は留学生が来るので、おもに彼女にその役割を担ってもらおうと思っているのだが、意外にもうちの小学生たちは乗り気で、一応はじめましてから自己紹介までは練習させているのだが、子供たちはパリからの来高者に胸をはずませているようである。
実は留学生を受け入れることに関して、何人かの候補があったのだが、今回あえてフランスからの留学生を受け入れたかと言うと、私自身フランス人とうまがあうからで、かなり長い付き合いの人間がいて、フランスに関してはかなりいいイメージがあるからである。
しかし実際フランスにはまだ一度も言ったことがない。
よくフランス人の友人からパリはいいところだと聞くのだが、時間がないのでその機会がなく、実際にはまだ言ってはいないのだが、一度ぐらいはフランスに友人を訪ねて、有名なエッフェル塔に上ろうと思っている。
このエッフェル塔であるが、しかしこの男エッフェル塔には苦い思い出があると言う、聞けばその男、高校生の時に怖いおにいさんからかつあげされたそうで、5000円ぐらいとられたそうであるが、この5000円というのは当時高校生の彼にとって、たいへんいたい額で、その時以来そこにはあまり言っていないそうだ。
その時へたれやのうというようなことを言ったらむきになって「フランスのかつあげは、日本のかつあげどころではないと」抵抗できない理由を言っていたが、日本とフランスのかつあげはどこが違うのだろうか?
私がフランス人と接して思うことは、彼ら彼女らは非常に自由と平等そして人権を重んじる傾向が強い民族であるということだ。
その精神はフランス革命以来受け継いでいるのか、思想家のSベーヌや心理学者のイルゴイエンヌなどの人間に対するするどい考察からもわかるように、非常に人間の持つ感情や気持ちに敏感なところがあり、人道的であるということだ。
昔デカプリオ主演のビーチという映画があった。
この映画はみたい人も多いかと思うが、この映画はある東南アジアの島に不法滞在をする日本で言うところのフリーターの若者たちのいきさつを描いた映画であるが、この映画はある若者が東南アジアのある秘密の島を見つけ、そこにたどりついたことから始まる。
その島では、それぞれいろいろな国から集まった自給自足で生活しているのだが、その若者だけが集まったヴィレッジはいかにも自由で楽しそうであった。
しかしその楽しそうなヴィレッジに悲劇が起こる。何と一人の男がサメに噛まれて重傷をおってしまったのだ。
しかし重傷をおっても医者に見せることはできない、なんせここは秘密の島だそういうことをしてこの島の存在がばれてしまってはもともこもなくなるからである。
みんな最初はその噛まれた人物のことを気遣っていたが、次第にその男が苦しみもだえる様子を見て、その男の存在が疎ましくなる。
彼ら彼女らは楽園を求めて来たのである。
だからそういう人の苦しみに共感するようなことはしたくないし、そういう声を聞くのもごめんだせっかくの雰囲気がぶちこわしになる。
そう思った彼ら彼女らは、ついにその男をヴィレッジからテントごと追い出してしまうのである。
しかしこの行為に真っ向からそれは非人道的だと反対した男がいる。
それはフランス人の男で、彼はそういう彼らの行為にお前らはけだものだと怒り、そのかまれた男のテントに行き、その男を看病したのだ。
この映画を見た時、私はこの映画はフランス人の特徴と言うか性格をよくとらえているなと思ったのだが、確かに彼ら彼女らはこういう人権に関しては敏感である。
よく彼ら彼女らはプライドが高いとか気取っていると言われるが、確かにそういうことがあるにしても、こういう人権や自由、平等という点では、まだまだ我々は彼ら彼女らから見らなうべき点が多いと思う。
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