脱あしたのジョー

MTオリーブフィットネスボクシングクラブのブログ

再開にあたっての宣言

2020-05-07 | Weblog
日本ではマスクが入手しにくいことで問題になっているが、しかしそれよりも入手困難なのは非接触型体温計である。私は3月の後半ぐらいに購入したが、届かず、しばらくして業者がばっくれたようなので、サポートセンターに伝えたら返金してもらえたが、おそらくcirculationがstagnantしてどうにもならない状況になっているのだろう。現在新しい業者から注文して届くのを待っている状態であるが、基本的に体温チェックは重要、特にうちのようなスポーツクラブは慎重に、ある程度徹底してことを運ばなくてはまわりが安心してこれないので、必要不可欠なものをそろえて、状況をよく考えて、「まあいいだろう」ではなく「よしこれだったら行ける」と言う判断でジムを再開したいと思う。
きれいごとではないが、私が再開にあたって第一に考えているのは、ここに来てくれている会員ひとりびとりの命と生活である。ボクシングと言うスポーツにおいて彼ら彼女らの命と生活を守るためにはどうしたらいいか、確かにジムでできる予防策としては私があげた必要な物資を十分にそろえることであるが、しかしこれだけでは限界がある。私が繰り返し繰り返し、時には厳しく辛辣な言葉で、注意を促しているのは私はここを本気で安全な場としたいからである。
当たり前だがコロナは100%ふせぎようがない、どんなに注意しても感染することもある厄介なウイルスである。しかしだからと言って予防をするのとしないのとでは差がある、私が人とは違うずれたことをするDQNのことをあげて、こういう行動は受け入れられないと言うのは、みなさんが気をつけてお互いを気をつかって行動しているのに、そういうDQNがひとりでもいるだけで感染率が上がると考えているからだ。
うちの会員のすべての人そしてトレーナーたちは私にとって特別な人たちだ、いろいろあるスポーツからあえてここを選んでくれたのだから、そのことには感謝してるし、そしてそれはもはやひとつのコミュニティだ。うちの会員の人たちは本当に家族を大事にしている、その会員の人たちのひとりびとりのつながりの中で相手の家族のことが見えてくるのだが、実際にジムに来るには家族の協力が必要だと言うことがわかる。中にはジムに来るのも子供が小さいので代わりに面倒を見てもらって時間をつくって来てくれる人もいるし、体調管理のために奥さんがとここを見つけて来てくれた人、そしてそれだけではなく、試合に行くことも家族の協力が必要だし、週何回かは夜時間をあけてくるのだから、そこにはみなさんの家族のひとりびとりの協力があり、その協力があるからこそ、こうして在籍してくれているのである。
コロナは100%ふせぎようがない、しかし私の舵のとりかた次第ではその大事なみなさんに迷惑がかかってしまう。おおげさのように聞こえるが、そういう意味ではここにいるみなさんの命を預かっているのだから、常に最悪の事態を考え、慎重に行動し、しっかりと責任の重さを考えて決断したいと思う。


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