コンピューターをに手を出して何年になるであろう。当初はワープロからは入って行ったのであるが、媒体には3.5インチのフロッピーディスクを用いていた。磁気テー プを記憶媒体で使ってた時期もあるが、フロッピーディスクは面として受け入れるので、大容量が嬉しかった記憶がある。
そのフロッピーディスクがついに製造中止となる。国内最大手のソニーが来年3月で製造を中止する。今でも年配者には文章の配布には重宝している。ポイと簡単に渡せるので、いつしか手元には残り少なくなってしまった。役割は終わったと思うが、ちょっとしたことには便利に使えたりもする。
今でも、ディスクトップのハードのAはフロッピーディスクの指定席になっている。ほとんど使うことがないが、席だけは用意されている。初期のコンピューターのブートアップには、Aのフロッピーディスクが担っていたものである。
購入したコンピュータにソフトとを、入れなければならない。MD-DOSを10枚足らず。Windowsを入力するのに20数枚次々入れ、オフィスは30枚を超える量のフロッピーディスクを次々入れなければならない。5時間はかかったものである。CDが出た時には、こんな便利なものはないと感慨に浸ったものである。
そのフロッピーディスクがなくなるとなると、一抹の淋しさを感じてしまう。もう今のコンピューターを制御、記憶するにはあまりにも力量不足になってしまった。これも時代の流れかもしれない。
さらば”フロッピーディスク”くん。又会うこともほとんどないだろう。消えて行くのみ。
フロッピーディスクに関して、ドクター中松がIBMと契約を結んだことは有名です。紙テープでプログラムを作っている先輩を見ていた私にフロッピーは革命的でした。
この原理はテープレコーダーやカセットテープで使われていたし、今も報道関係では使われていると思います。
さらば”フロッピーディスク・真空管”くんではありますが、その原理はこれからも科学技術の主流になると思います。
箒や雑巾、マッチを使えなくなった大人は多くなりましたが、災害に遭ったときに原始的道具が一番頼りになります。それを継承する人間が私たちの年代に求められるのでしょう。